仮想通貨チャート分析
ビットコイン(BTC):直近安値付近でレジサポ転換を確認できれば売り圧が増すと予測

ビットコイン(BTC)は86,812.32ドル付近で反転、昨日(27日)の安値を下抜けし80,000ドルを割りながら下落を続けている。
現在4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド日足ボリンジャーバンドロワーバンドに価格が触れている状態のため、4時間足レベルで反発すると思われる。
しかし、2月22日ごろから始まった長期的な強い下落の勢いが続いた場合、4時間足で確認できる直近安値付近で再度下落に転じ、11月17日の上昇の起点である73,656.33ドル付近まで下落する可能性が十分にあるだろう。
イーサリアム(ETH):日足中期HMAを上抜けするまでは下落リスクが続く

イーサリアム(ETH)は2月25日の安値付近でレジサポ転換し下落、日足で確認できる重要ライン付近(2,092.98ドル付近)で下落を止められたと思われる値動きをしている。
現状日足ボリンジャーバンド、4時間足ボリンジャーバンドに価格が触れている状態であることからも、今後一旦反発の値動きに移行すると推測する。
だが、長期的下落の勢いが残っていた場合、少なくとも日足中期HMAを上抜けするまでは、押し目形成後2,092.98ドル付近を下抜けし、さらに下落する可能性が高い状態が続くと思われる。
ソラナ(SOL):下落再開、今後110.44ドル付近を下抜けすればさらに下落する可能性あり

132.16ドル付近で下落が止められていたソラナ(SOL)は4時間足中期HMA付近を起点に下落を再開している。日足レベルでは下落の勢いの衰えが確認できないため、今後132.16ドル付近でレジサポ転換を4時間足以下で確認できた場合、さらに下落すると予測する。
下落は120.31ドルから110.44ドル付近が目安と思われるが、110.44ドル付近を下抜けした場合は78.91ドル付近まで下落する可能性があるだろう。
リップル(XRP):1.7633ドル付近を下限に押し目形成に移行か

リップル(XRP)は4時間足中期HMAに上昇を阻まれた状態から直近安値(2.0709ドル付近)を下抜けし4時間足レベルで下落を再開している。現状、日足・4時間足共に下落余力があると推測できるため、今後日足ボリンジャーバンドロワーバンドから1.7633ドル付近まで下落すると思われる。
日足ボリンジャーバンドロワーバンドに価格が接した後は日足レベルで下降の押し目形成に移行すると思われるが、現在仮想通貨市場が「売り優勢」の状態であることから、1.7633ドル付近を下抜けした場合は、さらに下落する可能性が高いだろう。
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使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫