仮想通貨チャート分析
ビットゲット・トークン(BGB):Bitget Wallet Token(BWB)と統合で急上昇、投資家の関心高まる
Web3ウォレット「Bitget Wallet(ビットゲット・ウォレット)」は26日、同ウォレットのトークン「Bitget Wallet Token(ビットゲット・ウォレット・トークン、BWB)」を「Bitget Token(ビットゲット・トークン、BGB)」に統合することを発表した。
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BGB(ビットゲット・トークン)は、昨日の相場で25.02%上昇した。今週前半から価格は非常に大きな上昇を記録しており、現在も続伸している。まだ確定していないが、現段階で週足は約85%上昇し、価格は留まることを知らない状況だ。日足を確認すると、25日水曜日に日足上昇平行チャネルを上にブレイクし、価格が跳ね上がったことが認識できる。
日足、週足、月足のRSIはすでに90超えの水準に到達しており、買われ過ぎシグナルを点灯させている。日足RSIに注目すると、RSIは75-95付近の買われ過ぎ水準で横ばいを形成していることから、相場に非常に強い買い圧力が働いていることが把握できる。
アルトコインの利益確定の代表的な目標として、『月足RSI90』が挙げられるが、BGBは他の主要アルトコインに先んじてこの目標を達成した。本格的なアルトコインシーズンがまだこれから始まると予想されている今の段階において、まだ上昇の余地があるのか、本当の天井がどこなのかをテクニカル指標を用いて分析するのは不可能に近い。出来高も非常に多くなっており、投資家たちの関心が集まっていることを示唆している。
ビットコイン(BTC):9万5000ドルで底固めか、4時間足まもなくゴールデンクロス
昨日のビットコイン、相場は、前日比3.77%下落した。価格は最高で99,966.59ドルをつけたが、100,000ドルを目前にして抵抗され機能は下落相場となった。ビットコイン価格は昨日最安で95,178.67ドルまで下落した。現在価格は95,700ドル付近で推移している。
4時間足では、現在95,000ドル付近で価格の底固めを行っている状況だ。95,000ドル付近は、ビットコイン価格が初めて100,000ドルに到達する前から意識されていたポイントであり、何度も抵抗線として機能している。今回の相場でもサポートラインとして機能してくることが予想される。移動平均線は、現在、短期移動平均線が間も無く中期移動平均線を上抜けようとしており、そのすぐ上には長期道平均線が控えている。4時間足レベルでゴールデンクロスが出現すれば、さらに価格上昇の期待が高まると推測される。今日のトレードの注目ポイントとしては、まず95,000ドル付近でのプライスアクションが重要になると予想される。
イーサリアム(ETH):4時間足でアセンディングトライアングル形成
イーサリアムは、昨日の相場で4.63%下落した。現在は3357ドル付近を推移している。
現在は3250ドル付近から3530ドル付近の狭いレンジを形成していることが確認できる。3250ドル付近は、過去の相場でもサポートやレジスタンスとして機能しているため、今日の値動きで下落したとしても、3250ドル付近で抵抗される可能性が高いと推測される。依然として日足レベルでは、直近安値を下にブレイクしているわけではないため、相場は依然として楽観的と捉えることができそうだ。
4時間足では、狭い値幅でレンジを形成していることが確認できる。クリスマスホリデーの影響もあり、値動きが生まれにくい状況が続いていたことも背景にあると推測される。出来高を確認しても、今週末はそれほど取引量が多くないことが見受けられる。ローソク足は3540ドル付近で揉み合い、ブレイクに失敗して下に反発した。直近相場では緩やかに安値を切り上げており、アセンディングトライアングルのようなチャートを形成している。移動平均線は、短期移動平均線が中期移動平均線をわずかに上抜け、短期的には上昇を示唆している。
ソラナ(SOL):今後反発できれば4時間足にダブルボトム出現か
ソラナは、昨日の相場で前日比4.55%下落した。現在価格は190ドル付近を推移している。昨日は最高で199.71ドルまで上昇したが、200ドル付近に意識されている抵抗線があり反発した。200ドルという心理的な節目価格は、史上最高値更新以前にもサポートとして機能し、直近の下落相場においても抵抗ラインとしての役割を果たしていた。そのため比較的強くて意識されているテクニカルポイントであると考えられる。今後の値動きで、月足三角持ち合いの上限線(白)付近や日足下降平行チャネル(緑)の下限値までは下落する可能性があるが、そこでの反発に成功すればダブルボトムが形成され、上昇シグナルを点灯させるだろう。
4時間足では、価格は昨日1日を通して右肩下がりであったことが確認できる。しかし、直近の相場では依然として、安値の切り上げは続いており、上昇トレンド(赤)を形成している。目先の目標としては、直近高値の200ドル付近の明確な上抜けになりそうだ。下落した場合は180ドル付近に月足三角持ち合いの上限線(白)や、日足下降平行チャネル(緑)の下限値、4時間足上昇平行チャネル(赤)の下限値など、複数テクニカルが重なるポイントがあるため、そこでサポートされる可能性が高いと推測される。サポートに失敗した場合は、週足上昇平行チャネルの下限値を試しに行く展開が予想される。
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使用インジケーター
- トレンドライン
- 月足:白 週足:黄色 日足:緑 4時間足:赤 1時間足:青
- 水平線
- 最高値or直近高値:ピンク
- 最安値or直近高値:水色
- レジサポライン:紫
- SMA(単純移動平均線)
- 短期(25日):青
- 中期(50日):赤
- 長期(200日):緑
- ボリンジャーバンド
- 30SMA
- 20SMA
使用オシレーター
- MACD、RSI、出来高