クロスチェーンブリッジとしては4番目の規模を誇る
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所「Coinbase(コインベース)」は4日、Multichain(MULTI)を上場することを明らかにした。流動性条件が満たされれば、5日0時(日本時間)に取引が開始される。
Multichain(旧Anyswap)は、クロスチェーンプロトコルだ。2021年にBinanceLabsをリード投資家として、Sequoia China、IDG Capital、DeFiance Capitalなどから120億ドル(約1300億円)の評価額で、6000万ドル(約68億円)を調達した。
現在、ブロックチェーンはユースケースに応じて多様化している。それぞれ独立したエコシステムを形成しており、異なるブロックチェーン間での相互運用は容易ではない現状だ。
Multichainは、この問題を解決するためのクロスチェーンインフラとして誕生した。SMPCノードと呼ばれる独自のノードによって構成されており、ブリッジ、ルーター、anycall クロスチェーンコントラクトコール、クロスチェーンNFTブリッジ&ルーターなどのサービスを提供している。
21のノードで構成されており、92のブロックチェーンと、3622の暗号資産に対応している。本記事執筆時点のTVL(Total Value Locked)は約20億ドル(約2700億円)で、総取引量は1000億ドル(13兆円)を超える。
Defillmaによれば、クロスチェーンブリッジとしての取引高は、Stargate、Arbitrum bridge、Polygon bridgeに次いで4番目の規模となっている。

出典:Defillama