ビットコイン向けL2シトレア、メインネットローンチ──貸付・取引・決済を可能に

ヤマダケイスケ
9 Min Read
画像はCitrea公式Xより引用
Highlights
  • ビットコインL2シトレアがメインネット稼働、貸付・取引・決済を実現
  • 信頼最小化設計のcBTCとステーブルコインctUSDを導入
  • DEX・レンディングなど30以上のアプリが展開済み、プライバシー機能も予定

ビットコイン向けのレイヤー2ブロックチェーンCitrea(シトレア)が27日、メインネットの正式ローンチを発表した。シトレアはビットコインネットワーク上で直接貸付・取引・決済を行える「ビットコインアプリケーションレイヤー」を掲げており、個人だけでなく機関投資家の利用も想定している。

従来の課題に対応、ビットコインネットワークのみを信頼基盤とする設計を採用

これまでビットコインを基盤としたサービス開発では、プログラムの柔軟性を犠牲にしたり、特定の管理者を信頼する設計に頼らざるを得なかった。シトレアはこうした課題点を踏まえ、ビットコインネットワークのみを唯一の正しい情報源とするエンドツーエンド設計を採用したと説明している。

また、シトレアは自身を「ビットコイン初のZKロールアップ兼アプリケーションレイヤー」と位置付けている。ZKロールアップとは、多数の取引をまとめて処理し、その正当性を暗号技術によって検証する仕組みだ。この構成の採用により、柔軟なアプリケーション開発とビットコインネットワークへの経済的貢献の両立が可能になるとみられる。

なお、シトレア上に展開するcBTCは、「Clementine(クレメンタイン)」と呼ばれるビットコインブリッジによって支えられている。従来のビットコインブリッジでは特定の管理者グループを信頼する必要があったが、クレメンタインでは少なくとも1人の正直な参加者がいれば不正を検出できる仕組みを採用している。

さらに、暗号資産決済サービス「ムーンペイ」が発行を手がけ、ステーブルコイン発行インフラ「M0」が技術基盤を支えるステーブルコイン「ctUSDcitrea-usdcitrea-usd」も導入。ctUSDはオンチェーン上のビットコイン担保と、オフチェーンの法定通貨システムを接続するための手段として位置付けられている。

シトレア上には、メインネット開始時点で公式ブリッジのほか、分散型取引所(DEX)となるSatsumaやJuiceSwap、レンディング分野ではMorphoなどのアプリケーションが展開済みだ。今後は、プライバシー関連機能や予測市場といった複数分野のアプリケーションも公開予定となっている。

関連:新興L1 モナド、メインネット稼働──エアドロップとセール経てエコシステム拡大
関連:Sui、6時間のメインネット停止原因を公表──合意形成バグ、安全優先で停止

関連銘柄:BTCBTCcitrea-usdcitrea-usd

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA

厳選・注目記事

YouTube

あなたのプロジェクトを広めませんか?

JinaCoinでは、プレスリリースや記事広告、バナー広告など複数の広告を提供しています。詳しい内容は下記お問い合わせページよりご連絡ください。