ビットコインNFT、NFT市場で急浮上しソラナ(Solana)を抜き2位に
NFT分析サイトのCryptoSlamによると27日、ビットコインのNFT取引が急増しており、過去7日間の取引量でソラナを抜いて2位に浮上した。

ビットコインは市場規模が大きく、オンチェーンで取引されるオリジナルのNFTもあるため、今後さらなる拡大が期待されている。
Bitcoinブロックチェーンは、金融の有用性で長い間知られていたが、NFTに関しては、決してイーサリアムと競合するものではなかった。
しかし、NFTデータ閲覧ツールのCryptoSlam(クリプトスラム)によると、ビットコインネットワークは過去7日間のNFT販売量でSolana(ソラナ)を上回り、現在はEthereum(イーサリアム)に次いで2位となっている。
ビットコインNFT(オーディナル)はネットワークの速度を低下させ、手数料を増加させるという批判がある一方で、この技術がブロックチェーンを強化するという意見がある。
関連:ソラナNFTエコシステムの市場シェアが14%に拡大|最新データ
ビットコインNFT(オーディナル)の今後の予測
そのような支持者の1人が、bioniqというOrdinalsのNFTマーケットプレイスに取り組んでいるBob Bodily氏だ。
Bodily氏は、「今年初めに10枚目のオーディナルが刻まれた時点で、この技術が巨大なものになることを予感していた。」と述べている。また、「オーディナルがさらに成長する余地があることを示す証拠として、2つの要素が際立っている。ビットコインの時価総額が5180億ドルで、イーサリアムの2倍以上であること、そしてオーディナルでは、NFTのすべてのデータがオンチェーンであるという事実だ。オーディナルの興奮とエネルギーが弱気相場の真っ只中にあるという事実は、かなり示唆的だと思う。」とも述べている。
オーディナルの分析サイトのDuneによると、オーディナルは爆発的な人気を博しており、12月に導入されて以来、930万件のインスクリプションが作成された。
オーディナルがビットコインの新しいアプリケーションの扉を開いたのか、それとも最終的には単なるハイプサイクルに過ぎないのか、近い将来分かることだろう。
関連:RC-20とは?ビットコインのトークン規格の特徴や購入方法を解説
関連:BAYC運営のYuga Labs、新たにビットコインNFT「TwelveFold」始動