ステーブルコイン発行元「Trust Recerve」、行方不明に

tomochan01
6 Min Read

事務所は空っぽ、開発チームは音信不通

人民元ステーブルコイン「CNHC」「HKDC」の発行元「Trust Reserve」の開発チームが、5月29日の午後から行方不明になっていることがわかった。31日、PANewsが明らかにした。

関連:USDT・USDC・BUSDの違いは?特徴とメリット・デメリットを解説

PANewsが、上海浦東のビルにある同社のオフィスを訪ねたところ、そこは空っぽで、ドアには2023年5月29日付の「司法查封,严禁破坏(司法的押収、破壊行為は固く禁じられています)」のシールが貼られていた。

独家:离岸人民币稳定币CNHC发行团队失联,或因涉案被司法部门带走
Trust Reserveのオフィスのドアに貼られたシール
出典:PANews

「The Reserve」のチームとは音信不通で、何らかの事件への関与で司法当局に連行された可能性があるとのこと。Trust Reseveの公式サイトによると、現在CNHCは1000万元(約2億円)、HKDCは1300万ドル(約18億円)の流通量がある。

Trust Reseve社は、今年3月に1000万ドルの資金調達に成功していた。Kucoin Venturesがリードし、Circle Ventures、IDG Capitalなども参加していた。

関連:香港、個人投資家の仮想通貨取引が可能に

参考文献

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

Share This Article
元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。 株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。
Leave a Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA