ロシア、仮想通貨マイニングセンターを新設|仮想通貨市場の参入強化へ
ロシアの国営通信社「タス通信」は13日、ロシアがコミ地方(コミ共和国)に15ヶ所の暗号資産(仮想通貨)マイニングセンターを設立すると報じた。

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コミ地方はロシアウラル山脈西部に位置しており、日本よりも広大な面積を持つ地域だ。丘陵地の中でも森林地帯に位置しているため他の地域よりも気温が低く、発熱による冷却システムが必須な仮想通貨マイニング事業にとっては最適な場所と言える。
最初の仮想通貨マイニングセンターの設立地は「ミクン」と「シンドル」が予定されており、この2拠点を足がかりに随時仮想通貨マイニングセンターの設立が進められる予定だ。
コミ地方の知事であるウラジーミル・ウイバ氏は、この仮想通貨マイニングセンター新設にあたり、投資家からの強力な支持を得ていることを明らかにした。ロシア政府の公式なバックアップも相まって、計画の成功に確固たる自信を示している。
2024年8月、ロシアのプーチン大統領は仮想通貨マイニングを合法化する法案に署名した。これにより、認可を受けた一般企業のみならず、制限付きで個人にも仮想通貨マイニングが許可された。この動きを受け、国営のガス会社「ガスプロム」も子会社を新設し、仮想通貨マイニング事業を開始するなど、国内での仮想通貨市場への参入が加速している。
ロシアは、ウクライナ侵攻に伴う西側諸国の経済制裁の影響を受け、従来の仮想通貨規制から規制緩和へとシフトしつつある。今回の仮想通貨マイニングセンターの新設により、ロシアは仮想通貨市場に対する影響力をまた一歩強めたのかもしれない。
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情報ソース:タス通信