OKX、USDCと米ドルの1:1変換機能を導入──サークルと提携し流動性強化へ

JinaCoin編集部
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Circle公式Xより引用

OKXの6,000万人超ユーザーがUSDCをより円滑に利用可能に

ステーブルコインUSDCを発行する「Circle(サークル、NYSE:CRCL)」と大手暗号資産(仮想通貨)取引所「OKX(オーケーエックス)」は9日、USDC流動性を世界規模で拡大するための戦略的パートナーシップを発表した。この提携により、OKXの6,000万人を超えるグローバル顧客がUSDCへより簡単にアクセスできるようになる。

今回の合意により、OKXは自社のグローバル取引プラットフォームでUSDとUSDCの1:1での相互変換機能を統合する。これにより、顧客は米ドルをUSDCに、またUSDCを米ドルに簡単に変換できるようになる。さらに、両社の相互銀行パートナーを通じて入出金プロセスが簡素化され、顧客がUSDCを取引、決済、その他の用途により活用しやすくなる。

サークルの共同創設者・会長兼CEOのジェレミー・アレール氏は、「USDCに対する需要は、この新しい高実用性でインターネットベースの通貨を採用したい企業や個人から継続的に高まっている。OKXはデジタル資産市場の卓越したリーダーであり、6,000万人を超えるグローバルユーザーにUSDCの利用範囲を拡大することで、デジタル資産市場の成長を促進している」と述べている。

OKXの創設者兼CEOのスター・シュー氏は「サークルとの提携は、市場をリードするステーブルコインUSDCへの流動性とアクセスを顧客に提供するため重要だ。協力により、プラットフォーム全体のユーザー体験をさらに向上させ、取引や決済など日常的な金融利用におけるステーブルコインの活用促進を目指す」とコメントした。

この提携は、ステーブルコイン市場の成長において重要な転換点となる可能性がある。OKXの広範な顧客基盤とサークルの技術的専門知識の組み合わせにより、USDCの実用性と普及がさらに加速されることが期待される。また、両社は教育および コミュニティエンゲージメントプログラムでも協力し、USDCなどのデジタル通貨の利点について ユーザーの理解を深める取り組みも行う予定だ。

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