スケーラビリティの向上、ガス代の削減などが実現
暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの大型アップグレード「Dencun(デンクン)」は、3月13日23時(日本時間)頃、エポック「269568」で起動し実装が完了した。
デンクンでは様々なアップグレードが行われたが、中でも特徴は「プロト・ダンクシャーディング」の導入だ。これはイーサリアム2.0(セレニティ)でダンクシャーディングが最終的に実装されるまでの橋渡し的な機能であるものの、イーサリアムネットワーク及びレイヤー2のスケーラビリティ向上、トランザクションコストの大幅な削減が実現された。
このほか、ブロックスペースの最適化によるオンチェーンデータストレージのコスト削減、異なるブロックチェーン間の相互運用性向上、セキュリティの向上などが行われた。
前回の大型アップグレード「シャペラ」が行われたのは2023年4月13日(日本時間)であり、約11か月ぶりの大型アップグレードとなる。
今回のアップグレードは、イーサリアム考案者のヴィタリック・ブテリン氏が公開したロードマップにおける2段階目(サージ)の中盤にあたり、最終的に完成するイーサリアムにはまだ程遠いといえる。

出典:vitalik氏のツイート
関連:仮想通貨ETH(イーサリアム)とは?|特徴や将来性、購入できる取引所を徹底解説!
関連:ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の違いは?初心者にわかりやすく解説!