センチメントの変化というより、利益確定の動きがみられる
資産運用会社「Coinshares」によると、先週、世界中の主要な暗号資産(仮想通貨)投資商品では、合計1600万米ドル(約22億円)の資金流出が発生し、11週連続で続いた資金流入の動きに終止符が打たれた。
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欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、グレースケールやビットワイズ、21シェアーズなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品は、先週1600万米ドル(約22億円)の小幅な流出となり、11週続いていた流入の波に終止符を打った。しかし、取引高は年初来の平均を大きく上回り、年初来平均の16億米ドル(約2300億円)に対し、今週は合計36億米ドル(約5200億円)となった。

コインシェアーズのリサーチ部門責任者ジェームズ・バターフィル氏によると、地域的な流れがまちまちであったことから、これは資産クラスに対するセンチメントの変化というよりは、むしろ利益確定に関連したものがあったと考えられる。

商品別に見てみると、ビットコインの資金流出が最も大きく、先週3300万米ドル(約47億円)の流出があったが、ビットコインをショートする商品もほぼ同額の流出があった。
アルトコインはトレンドに逆行し、ソラナ、カルダノ、XRPを中心に合計2100万米ドル(約30億円)の資金流入があった。イーサリアムとアバランチは少し苦戦し、それぞれ440万米ドル(約6.3億円)と100万米ドル(約1.4億円)であった。
ブロックチェーン関連株は引き続き好感され、先週は合計1.2億米ドル(約170億円)の大幅な資金流入があり、直近9週間の流入額は2.9億米ドル(約4100億円)に達し、過去最大の流入額となった。
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