三上悠亜公式ミームコイン「MIKAMI」、ソラナ上でローンチ──初値一時113円を記録

伊藤 将史
11 Min Read
画像は三上悠亜公式Instagramより引用

プレセールで約350万ドル調達

アパレルブランドプロデューサーやYouTuberとして活躍する三上悠亜が手掛けるミームコイン「MIKAMI(ミカミコイン)」が日本時間8日、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上で正式にローンチされた。合わせて、エアドロップが開始されたことが、Mikami Coin公式Xアカウントより発表されている。

同コインは4月30日から5月2日にかけてプレセールを実施。販売開始からわずか2時間余りで13,000 SOL(当時のレートで約2.7億円)以上を集めるなど、当初から高い関心を集めていた。オンチェーン分析プラットフォーム「Arkham(アーカム)」の情報によれば、最終的には約350万ドル(約5億円)程度の資金が流入したと見られる 。

Raydium(レイディウム)」や「GMGN.AI」などのDEX(分散型取引所)で日本時間4時頃から取引開始されたミカミコインは、ローンチ直後に一時約0.79ドル(約113円)まで高騰。その後価格は下落し、午前11時台には0.16ドル(約23円)前後で取引されている。

出典:GMGN.AI

三上悠亜公式サイトによると、ミカミコインは「純粋な愛をブロックチェーンに刻む、究極のミーム」と位置付けられ、経済的価値や投資リターンを主目的とするものではなく、エンターテイメントを目的としたプロジェクトであることが強調されている。

公開されているトークノミクスでは、総供給量のうち20%がプレセールに割り当てられ、流動性プールに15%、コミュニティ向けに10%、マーケティングに5%、残りの50%が三上悠亜に帰属するとされる(ただし、三上悠亜保有分は2069年までロックされると記載)。

プロジェクトは4段階のロードマップを公開している。

  • フェーズ1:トークンローンチとDEX流動性プール設立
  • フェーズ2:公式「MIKAMI神社」の設立やファン向けノベルティ配布
  • フェーズ3:実写グッズとのコラボやアジア圏・アニメ界隈との連携、バーンイベントなど
  • フェーズ4:コミュニティ主導の運営を目指す「Mikami DAO」のローンチ、AIエージェントの開発とホルダー限定のインタラクション

なお、ミカミコインの公式サイトには、「このコイン及びプロジェクトは、日本市場または日本のユーザーへの販売促進や販売を意図したものではありません。私たちは日本のユーザーおよび市場参加者へのいかなる販売も明確に拒否します」との免責事項が記載されている。

ミカミコインは、すでに海外暗号資産(仮想通貨)取引所「MEXC」のイノベーションゾーンへの上場が正式に発表されており、日本時間8日10時50分からMIKAMI/USDTペアの取り扱いが開始された。著名タレントが主導するミームコインプロジェクトとして、ミカミコインが今後どのようにロードマップを推進していくのか、価格動向と共に注目される。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=143.48円)

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2017年の仮想通貨ブームの頃に興味を持ち、以降Web3分野の記事の執筆をし続けているライター。特にブロックチェーンゲームとNFTに熱中しており、日々新たなプロダクトのリサーチに勤しんでいる。自著『GameFiの教科書』。
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