販売開始2時間あまりで13,000 SOL集める
アパレルブランドプロデューサーやYouTuberとして活躍する三上悠亜は30日、自身初となる公式ミームコイン「MIKAMI(Mikami Coin、ミカミコイン)」の販売を開始した。ブロックチェーンはソラナ(Solana)を採用しており、販売は同日正午から72時間限定で実施される。
三上氏は公式Xにて、「純粋な愛をブロックチェーンに刻む、究極のミーム」とMIKAMIを紹介。経済的価値や投資リターンを期待するものではなく、エンターテイメントを目的としたプロジェクトであることが強調されている。
MIKAMIの販売価格は固定されておらず、販売期間中に集まったソラナの総額を、割り当てられたMIKAMIトークン供給量で割ることで決定される。送金量に応じてMIKAMIトークンが配布される仕組みだ。
オンチェーン分析プラットフォーム「Arkham(アーカム)」によると、専用入金アドレスへの送金額は販売開始から2時間あまりで13,000 SOL(約2.7億円)を超えており、ミームコイン界隈での注目度の高さがうかがえる。

トークノミクスとプロジェクト構造
公式サイトに掲載されたトークノミクスによると、MIKAMIトークンの総供給量のうち、20%が今回のトークン販売である「Fire Debut Sale」に割り当てられる。その他の配分は流動性プールに15%、コミュニティ向けに10%、マーケティングに5%、そして残りの50%が三上悠亜サイドに帰属する形となっている。

また、MIKAMIプロジェクトは4つのフェーズからなる明確なロードマップを公開している。
- フェーズ1(Birth of a Legend):
- MIKAMIトークンのローンチ
- 初期コミュニティの構築
- DEXでの流動性プールの立ち上げ
- フェーズ2(Awakening):
- 公式「MIKAMI神社」の設立
- ファン向けノベルティ配布
- ミームコンテストやプロモーション展開
- フェーズ3(Expansion):
- 実写グッズとのコラボ発表
- アジア圏やアニメ界隈との連携
- MIKAMIバーンイベントの開催
- フェーズ4(Immortality):
- Mikami DAOのローンチ
- モデルコンテキストプロトコルを活用したAIエージェント開発
- グローバルファンミーティングやオンラインコンサートの開催
- ホルダー限定のAIエージェントとのインタラクション(対話)
三上氏はMIKAMIを通じ、ファンとの新たな関係性構築のための独自のコミュニティを運営していく狙いだ。特にフェーズ4ではDAOによるコミュニティ主導の運営、AIエージェントの活用といった新たな試みも盛り込まれている。こうした試みがどのように展開されていくか、非常に興味深いポイントと言えるだろう。
海外仮想通貨取引所「MEXC」への上場も発表
MIKAMIはすでに、海外の仮想通貨取引所「MEXC(エムイーエックスシー)」のイノベーションゾーンへの上場が発表されている。具体的な上場日時は執筆時点で未確定だが、トークンの流動性が増加すると考えられるFire Debut Sale終了後の取り扱い開始が予想される。
現在もMIKAMIには急速な資金流入が続いている状況だ。三上悠亜の挑戦がWeb3時代のエンターテインメントとファンエンゲージメントの新たな可能性をどのように切り開いていくのか、今後の動向にも注目していきたい。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1 SOL=20,967.09円)