- 日足短期HMAを明確に上抜け、4時間足・日足レベルでの上昇傾向に転換
- 一目均衡表雲が上値抵抗帯となる可能性あり。日足短期HMAラインを維持できるかが焦点
- 米国での株式取引を19日夜に開始。材料視されれば480円が視野に入る
メタプラネット(3350) チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端と日足一目均衡表雲下端を上抜け(440円付近を上抜け)
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドが控えている470円付近から480円付近
- 損切り目安:
- 440円直下、もしくはエントリー時点での直近安値
メタプラネット株価は19日、405円付近から取引を開始した。18日は1時間足中期HMA付近で上値を抑えられていたものの、19日に同ラインを明確に上抜け、その後は上昇が加速。日足短期HMAも上抜け、最終的に433円で取引を終えている。
19日の値動きにより、4時間足および日足MACDがともにゴールデンクロスを形成し、中期的にも上昇傾向へ転換したと判断できる。このため、日足短期HMAを下抜けしない限り、短期的にはさらなる上昇余地があるとみられる。加えて、19日から米国で開始されたADR(米国預託証券)プログラムが材料視されれば、上昇が続伸する可能性も高い。
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一方で、価格上部には4時間足一目均衡表雲上端および日足一目均衡表雲下端が控えており、440円付近は重要な抵抗帯となる。この水準を明確に突破し、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば、短期的には4時間足ボリンジャーバンドが位置する470円付近から480円付近を目標としたロング戦略が有効となるだろう。
中期的には、直近高値である480円を上抜けた場合、日足で確認できる戻り高値ラインである540円付近までの上昇も視野に入る。ただし、続伸には4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う強い上昇圧が必要である。そのため、現状はまず480円付近を短期目標としつつ、4時間足レベルでの明確な上昇トレンド成立を待つ局面と考えられる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




