Lido Finance、V2へアップデート|イーサリアム出金が可能に

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By n-saito
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Lido FinanceがV2へアップデート|イーサリアム出金が可能に

イーサリアム最大のリキッドステーキングプロトコル「Lido Finance」は16日、バージョン2である「V2」へアップデートを完了した。Lido Financeには執筆現在、約610万 ETH(約1〜2兆円)が預入されている。

アップデートによりリキッドステーキング利用者は、ステーキングイーサ(stETH)とイーサ(ETH)を1:1の比率で出金することができる。

Lido Financeは、コミュニティメンバー向けにV2アップデートの提案を出し投票を行っていた。それが可決され実装にされた。

関連:Lido Finance(リド)とは?特徴や使い方を解説!イーサリアムのリキッドステーキング

先日イーサリアムは、預入したETHが引き出し可能になる「Shapella」にアップデートしていた。ただし「Lido Finance」は、そのアップデートに対応すべく複数のセキュリティ監査などに1 か月を要した。

無事アップデートが完了し、預入された約610万 ETH(約1〜2兆円)が出金リクエストできるようになる。

関連:イーサリアム、「Shapella」アップデート迫る|何が起きるのか?

ステークされたイーサ(stETH)保有者は、16日から出金リクエストできる。Persecのデータによると、アップデートから3時間で50万ドル相当のETHが出金リクエストされている。

Lido Financeは、イーサリアム上のDeFiで最大のTVLを誇っている。今回のアップデートを通して、預入された大量のイーサが市場に開放される。出金されたETHが果たしてどこへいくのか?が焦点が当たる。

TVLとは

TVLとはTotal Value Locked(トータル・バリュー・ロックド)のことでDeFiプロジェクトに預けられた資産の総量のこと。TVLを知ることで、そのDeFiプロジェクトがDeFi全体においてどれくらい人気なのかを測る重要な指標となる。

参考文献

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SNSなどで仮想通貨トレンドを発信中。アカウントは、「さいとう」として活動中の27歳フリーランス。2020年から仮想通貨をさわり始め、現在では企業・個人からのインタビューも受ける。総フォロワー1万人超え。
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