有名VCから巨額の資金調達に成功したプロジェクトだけに、エアドロップに期待
相互運用性プロトコル「Layer Zero(レイヤーゼロ)」は8日、同プロトコルにネイティブトークンが存在し、2024年前半にエアドロップを実施する予定であると発表した。これまでネイティブトークンの存在やエアドロップの実施予定は噂レベルであり、公式が明言するのは初めてだ。
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LayerZero は、初日に開始された不変コードに見られるように、プロトコル内にネイティブ トークンを含めることができる機能を常に備えて構築されています。私たちは、・・・
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レイヤーゼロの公式Xによれば、「レイヤーゼロは、レイヤーゼロが誕生した日に刻まれた不変のコードに見られるように、プロトコル内にネイティブ トークンを含めることができる機能を常に備えて構築されています。私たちは、過去数か月間コミュニティで議論があり、これに関する明確なコミュニケーションが不足していることを聞いてきました。」と述べたうえで、
「LayerZero トークンが存在することを明確に述べておきます。私たちはその配布を正しく行うことに取り組んでおり、2024 年前半以内に配布されると予想しています。」とした。
これは、トークンがエアドロップの形で配布されることを意味している。エアドロップとは、プロジェクトの初期貢献者にトークンで報酬を贈る方法だ。
とはいえ、エアドロップの条件はまだ発表されていないし、スナップショット(エアドロップをする側が対象者をチェックするタイミング)は既に取られているかもしれない。
レイヤーゼロは、異なるブロックチェーン間で、低コスト・安全にトークンやデータをやり取りできるようにする相互運用性プロトコルだ。仮想通貨業界最大級のベンチャー・キャピタル「a16z」や「セコイア・キャピタル」「サークル・ベンチャーズ」などから総額2.5億ドル(370億円)以上の資金調達に成功しており、最新の評価額は30億ドル(約4300億円)だ。
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