Hyperliquid(ハイパーリキッド)の使い方【2025年最新】

JinaCoin編集部
111 Min Read

この記事では、分散型取引所「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」通称「ハイリキ」の特徴と使い方を、画像付きでわかりやすく解説します。

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関連:Hyperliquid(ハイパーリキッド)キャンペーンまとめ

分散型取引所(DEX)「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」とは?【基本情報・特徴を解説】

取引所名Hyperliquid(ハイパーリキッド)
サービス開始2022年7月
対応チェーンArbitrum・Bitcoin
提供サービスデリバティブ取引
スポット取引
流動性の提供(Vaults)
ステーキング
取扱通貨数スポット:26種類
デリバティブ:163種類
独自トークン$HYPE
取引手数料メイカー(指値注文):〜0.001%
テイカー(成行注文):〜0.035%
入金手数料無料(別途ガス代が必要)
出金手数料1 USDC
最大レバレッジ40倍
追証なし
APIあり
日本語対応なし
対応デバイスブラウザ(PC・スマホ)
公式サイトhttps://hyperliquid.xyz/
公式Xhttps://x.com/HyperliquidX
公式Discordhttps://discord.com/invite/hyperliquid
招待コードHYPER088
情報は2025年3月20日時点

Hyperliquid(ハイパーリキッド ※通称ハイリキ)は、デリバティブ取引を主体とするDEX(分散型取引所)です。

デリバティブ取引では、最大40倍のレバレッジやCEX(中央集権型取引所)以上の低コストで取引できる点が魅力。スポット取引も備えるほか、流動性の提供やステーキング等の仮想通貨運用サービスが充実しています。

プラットフォームは他のDEXと比べてシンプルなUI・UXを実現しており、自身で資金を自己管理できる「ノンカストディアル方式」を採用している点もポイントです。日本語には対応していませんが、DEXの利用が初めての方でもCEXを利用する感覚で取引を楽しめます。

以下では、Hyperliquidの特徴をさらに深掘りします。ぜひ気になる項目をタップして確認してみてください。

オーダーブックベースの取引を提供

Hyperliquidはマッチメイク方式として、「オーダーブック」を採用しています。

オーダーブックとは、ユーザーの売り注文・買い注文を記録した帳簿のようなもの。オーダーブックに基づき、売り手と買い手をマッチングさせて取引を成立させます。

多くのDEXはAMM(自動マーケットメーカー)をマッチメイク方式として採用しています。しかし、AMMにはハッキングリスクや流動性・価格の不安定といったデメリットがある点がネックです。

一方、オーダーブックは価格変動の抑制やスプレッド幅を縮小できるといったメリットがあります。取引の流動性やユーザーの利便性、セキュリティ向上のためにオーダーブックが採用されている形です。

独自のL1ブロックチェーンを構築

Hyperliquidは独自のブロックチェーン「Hyperliquidチェーン」上に構築されているDEXです。

Hyperliquidチェーンはブロックチェーンの土台を構築するサービス「Tendermint」によって開発されており、データ遅延は約0.07秒、1秒間に最大20万件の高速処理を実現。この処理速度は、なんと大手クレジットカードの処理件数をも上回ります。

チェーン・クレジットカード1秒間の処理件数
Hyperliquid約200,000件
ビットコイン約7件
イーサリアム約15件
Visa約1,700件
Mastercard約5,000件

また、Hyperliuquidチェーンは汎用スマートコントラクトをサポートしないのも特徴。利用用途をDEXに絞ることで、セキュリティやパフォーマンスの向上を図っています。まさに、Hyperliquid(DEX)のために作られたチェーンと言えるでしょう。

ネイティブトークン(仮想通貨)「HYPE」を発行

Hyperliquidは2024年11月29日、ネイティブトークン(仮想通貨)「HYPE」を発行しました。HYPEは初期貢献者を含むポイントシステム参加者に配布され、すでに多数の億万長者を生み出しています。

HYPEは今後も、現在および将来のコア貢献者に総発行量の23.8%が配布される予定です。将来的なHYPE獲得を目指している投資家からも、Hyperliquidの注目度は高まっています。

関連:Hyperliquid、ネイティブトークン(HYPE)をエアドロップ
関連:Hyperliquid、成長の勢い加速|HYPEトークン2倍の価格上昇が現実的=Nansenレポート

160種類を超える取引通貨ペアに対応

Hyperliquidのデリバティブ取引では、執筆時点で160種類以上の取引通貨ペアに対応しています。

ビットコインイーサリアムなどのメジャー通貨に加え、独自トークンのHYPEやミームコインなどにも幅広く対応。デリバティブ取引を主軸とするDEXと比較しても、取引通貨ペアの対応数は圧倒的です。

DEX取引通貨ペア数
Hyperliquid160種類以上
edgeX25種類
Apex Pro22種類
Raydium111種類

また、Hyperliquidのスポット(現物)取引では、26種類の仮想通貨取引が可能です。HYPEやその他Arbitrumに対応したマイナー通貨のほか、直近ではBTCの取引にも対応しました。

HyperEVMのメインネットをローンチ

Hyperliquidは2025年2月、「HyperEVM」のメインネットを立ち上げました。HyperEVMはHyperliquidのセキュリティ基盤を活用しながら、イーサリアムのスマートコントラクトを実行できる環境を実現します。

HyperEVMの実現で可能になったこと

  • 新しい分散型アプリケーション(dApps)の開発
  • HyperEVM上での独自トークン「HYPE」の利用
  • HyperCoreとHyperEVM間のスムーズな資産移動

私たち一般ユーザーにできることは現状、Hyperliquidから同チェーンに対応する仮想通貨ウォレットへの資産移動です。今後Hyperliquidチェーン上でdAppsが開発されていけば、仮想通貨ウォレットの連携を通してウォレット内資産を活用できるようになります。

HyperliquidはHyperEVMの実装により、EVMと互換性を持つDeFiプラットフォームとして生まれ変わりました。今後のさらなるエコシステムの拡大が期待されています。

関連:Hyperliquid、HyperEVMをメインネットで正式稼働

【補足】2025年4月30日より手数料体系が変更

2025年4月30日より、Hyperliquidの手数料体系が変更されます。

これまではデリバティブとスポット共通の手数料でしたが、それぞれ独立した手数料が課されます。さらに、14日間の取引量におけるティアに加え、HYPEのステーキング量に応じたティアが追加予定です。

HYPEのステーキングティアは6階層になっており、ステーキング量に応じて最大40%の手数料割引が適用されます。各ティアと手数料割引率については以下のとおりです。

ティアHYPEステーキング量手数料割引率
ウッド>105%
ブロンズ>10010%
シルバー>1,00015%
ゴールド>10,00020%
プラチナ>100,00030%
ダイヤモンド>500,00040%

上記のステーキングティアを基に、デリバティブ・スポットそれぞれで独自の取引手数料が設定されます。各取引における手数料率は以下を参照してください。

デリバティブ取引

ティア14日間の取引量 (ドル)基本レートダイヤモンドプラチナゴールドシルバーブロンズウッド
00.045%/0.015%0.0270%/0.0090%0.0315%/0.0105%0.0360%/0.0120%0.0383%/0.0128%0.0405%/0.0135%0.0428%/0.0143%
1>5M0.040%/0.012%0.0240%/0.0072%0.0280%/0.0084%0.0320%/0.0096%0.0340%/0.0102%0.0360%/0.0108%0.0380%/0.0114%
2>25M0.035%/0.008%0.0210%/0.0048%0.0245%/0.0056%0.0280%/0.0064%0.0298%/0.0068%0.0315%/0.0072%0.0333%/0.0076%
3>100M0.030%/0.004%0.0180%/0.0024%0.0210%/0.0028%0.0240%/0.0032%0.0255%/0.0034%0.0270%/0.0036%0.0285%/0.0038%
4>500M0.028%/0.000%0.0168%/0.0000%0.0196%/0.0000%0.0224%/0.0000%0.0238%/0.0000%0.0252%/0.0000%0.0266%/0.0000%
5>2B0.026%/0.000%0.0156%/0.0000%0.0182%/0.0000%0.0208%/0.0000%0.0221%/0.0000%0.0234%/0.0000%0.0247%/0.0000%
6>7B0.024%/0.000%0.0144%/0.0000%0.0168%/0.0000%0.0192%/0.0000%0.0204%/0.0000%0.0216%/0.0000%0.0228%/0.0000%
※手数料表示は「テイカー/メイカー」

スポット取引

ティア14日間の取引量(ドル)基本レートダイヤモンドプラチナゴールドシルバーブロンズウッド
000.070% / 0.040%0.0420% / 0.0240%0.0490% / 0.0280%0.0560% / 0.0320%0.0595% / 0.0340%0.0630% / 0.0360%0.0665% / 0.0380%
1>5M0.060% / 0.030%0.0360% / 0.0180%0.0420% / 0.0210%0.0480% / 0.0240%0.0510% / 0.0255%0.0540% / 0.0270%0.0570% / 0.0285%
2>25M0.050% / 0.020%0.0300% / 0.0120%0.0350% / 0.0140%0.0400% / 0.0160%0.0425% / 0.0170%0.0450% / 0.0180%0.0475% / 0.0190%
3>100M0.040% / 0.010%0.0240% / 0.0060%0.0280% / 0.0070%0.0320% / 0.0080%0.0340% / 0.0085%0.0360% / 0.0090%0.0380% / 0.0095%
4>500M0.035% / 0.000%0.0210% / 0.0000%0.0245% / 0.0000%0.0280% / 0.0000%0.0298% / 0.0000%0.0315% / 0.0000%0.0333% / 0.0000%
5>2B0.030% / 0.000%0.0180% / 0.0000%0.0210% / 0.0000%0.0240% / 0.0000%0.0255% / 0.0000%0.0270% / 0.0000%0.0285% / 0.0000%
6>7B0.025% / 0.000%0.0150% / 0.0000%0.0175% / 0.0000%0.0200% / 0.0000%0.0213% / 0.0000%0.0225% / 0.0000%0.0238% / 0.0000%
※手数料表示は「テイカー/メイカー」

現行手数料からすると、双方とも基本レートでの取引手数料が引き上げられています。これから積極的にHyperliquidで取引を進めたい方は、ぜひHYPEのステーキングもフル活用してみましょう。

なお、当サイト経由でHyperliquidの連携を完了すると、取引手数料が4%OFFになります。今後の手数料体系変更に備えて、ぜひ以下からHyperliquidをスタートしておくのがおすすめです。

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Hyperliquidを使う前の準備【初心者向け】

Hyperliquid(ハイパーリキッド)で取引を行うには、以下の仮想通貨の準備が必要です。

  • USDC:Hyperliquidにおける証拠金
  • ETH:Hyperliquidへ入金する際のガス代

ここでは、初心者の方向けにHyperliquidでの取引に必要な仮想通貨の準備手順を解説します。すでにご存知の方は、Hyperliquidの使い方に進んでください。

Hyperliquidを使う前の準備

  1. 仮想通貨取引所の口座開設
  2. 国内取引所でETHを購入
  3. 海外取引所にETHを送金
  4. 海外取引所でUSDCを購入
  5. メタマスクのアカウント作成
  6. メタマスクにArbitrumチェーンを追加
  7. メタマスクにUSDCをインポート
  8. メタマスクにUSDC・ETHを送金

Hyperliquidを使う前の準備やり方一覧

仮想通貨取引所の口座開設

まずは、国内外の仮想通貨取引所で口座開設します。初心者でも安心して利用できる国内取引所をまとめているので、参考にしてください。

おすすめ国内仮想通貨取引所

  • GMOコイン
    GMOコインは、手数料の安さと取扱銘柄の豊富さで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料であるため、海外仮想通貨取引所やMetaMask(メタマスク)などへの送金におすすめです。
  • コインチェック
    コインチェックは国内でもトップクラスのユーザー数を持つ仮想通貨取引所です。仮想通貨の売買手数料が無料で、積立やレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特にスマホアプリの操作性やデザインが高評価で、仮想通貨初心者におすすめの取引所です。
  • bitFlyer
    bitFlyerは、国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。ビットコインが貯まるクレジットカードや、Vポイント(旧Tポイント)をビットコインに交換できるサービスが評判です。さらに、少額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。

国内取引所は、トラベルルールの影響で海外取引所との送金が制限される場合があります。そんなときは、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由すれば問題ありません。


取引に必要なUSDCは、海外取引所であればどこでも取り扱っています。利用する取引所に迷った場合は、以下のランキングを参考にしてみてください。

国内取引所でETHを購入

国内取引所経由で以下のとおり、ETHを購入します。

  1. 国内取引所に日本円を入金
  2. 販売所からETHを購入

ETHはガス代やUSDCの購入費用に使用します。2,000〜3,000円ほど余分に購入しましょう。特に「コインチェック」や「GMOコイン」が比較的初心者でも使いやすいのでおすすめです。

関連:GMOコインで仮想通貨を購入する方法
関連:コインチェックで仮想通貨を購入する方法

海外取引所へETHを送金

購入したETHを以下の手順で海外取引所に送金します。

  1. 海外取引所でETHの入金アドレスを取得
  2. 国内取引所からETHを送金
  3. 海外取引所でETHの着金を確認

入金アドレスの入力ミスがあると、送金したETHを紛失する可能性があります。入金アドレスは必ずコピペを活用して取得し、送金作業を進めてください。

関連:GMOコインから仮想通貨を出金する方法
関連:コインチェックから仮想通貨を出金する方法

海外取引所でUSDCを購入

続いて、送金したETHでUSDCを購入します。USDCの購入には「現物取引」を活用しましょう。通貨ペア「ETH/USDC」を選択後、購入数量を指定して取引を進めてください。

関連:Bybitで仮想通貨を購入する方法
関連:Bitgetで仮想通貨を購入する方法
関連:MEXCで仮想通貨を購入する方法

メタマスクのアカウント作成

メタマスクはUSDCやETHを管理するほか、Hyperliquidを利用する際に必須な仮想通貨ウォレットです。アカウント作成は、以下の4ステップから無料で進められます。

  1. メタマスクをインストール
  2. 新規アカウント作成を選択
  3. ウォレットのパスワード設定
  4. シークレットフレーズの確認


関連:PC・ブラウザ版MetaMaskの使い方
関連:MetaMaskのログイン方法

メタマスクにArbitrumチェーンを追加

Hyperliquidを利用する際は、メタマスクにArbitrumチェーンの追加が必要です。メタマスクを開き、以下の手順でネットワーク追加を進めてください。

  1. 「イーサリアムメインネット」をクリック
  2. 「ネットワーク追加」を選択
  3. Arbitrumのネットワーク情報を入力


関連:メタマスクのネットワーク追加方法
関連:メタマスクのネットワーク切り替え方法

メタマスクにUSDCをインポート

ArbitrumチェーンでUSDCの残高が表示されるよう、以下の手順でメタマスクにUSDCをインポートします。インポート完了後、Arbitrumチェーン上でUSDCが表示されるか確認してみてください。

  1. Arbitrumネットワークに切り替え
  2. 「トークンをインポート」をクリック
  3. 「USDC」を検索して追加する


関連:メタマスクのトークンインポート方法

メタマスクにUSDC・ETHを送金

最後に、メタマスクのArbitrumチェーン上にUSDC・ETHを送金しましょう。USDC・ETHの入金が完了すれば、Hyperliquidを利用する準備は完了です。

  1. メタマスクから入金アドレスを取得
  2. 海外取引所からUSDC・ETHを送金
  3. メタマスクで着金を確認


関連:メタマスクへ仮想通貨を送金する方法

Hyperliquidの使い方

Hyperliquidの具体的な使い方を解説します。下記の気になる項目をタップすると詳細が表示されます。それぞれ図解付きで説明しているので、操作に迷ったときはぜひ各手順を最初から見直してみてください。

メタマスクの連携方法

Hyperliquidを利用するには、メタマスクとの連携が必要です。まずはHyperliquidにアクセスしましょう。

なお、当サイト経由での連携により、Hyperliquidの取引手数料が4%OFFになります。ガンガン取引したい方は、ぜひ上記リンク経由でメタマスクの連携を進めてください。

\【JinaCoin限定】取引手数料4%OFF/
Hyperliquid公式サイトから「Connect」をクリック
ハイパーリキッドとメタマスクを連携その1
ログイン方法の一覧表示から「MetaMask」を選択
ハイパーリキッドとメタマスクを連携その2
メタマスクでHyperliquidとの接続を許可→アドレスが表示されたかを確認
ハイパーリキッドとメタマスクを連携その3

入金方法

Hyperliquidでは入金チェーンとして、ArbitrumとBitcoinの2種類に対応しています。一般的に利用されるArbitrumでは最小5USDCから入金できます。詳しい入金手順は以下のとおりです。

画面右側に表示された「Deposit」をクリック
Hyperliquid入金方法1
入金チェーン・入金通貨・数量を設定し、「Deposit」をクリック
Hyperliquid入金方法2
メタマスクで「確認」→ガス代を支払って入金完了
Hyperliquid入金方法3

デリバティブ・スポット間の資産移動方法

Hyperliquidでは、デリバティブとスポットアカウントがそれぞれ独立しています。入金したUSDCはまずデリバティブアカウントに反映されるので、スポット取引を進める際は以下の手順で資金移動してください。

Trade画面の右側から「Perps Spot Transfer」をクリック
Hyperliquid「資産移動の方法1」
Toが「Spot」になっているかを確認後、移動数量を設定して「Confirm」をクリック
Hyperliquid「資産移動の方法2」
メタマスクが起動するので「確認」をクリックして資産移動完了
Hyperliquid「資産移動の方法3」

スポット取引方法【買い方・売り方】

スポット取引では、USDCを使った現物取引が可能です。上記でもお伝えしたとおり、まずはスポットアカウントへ資金移動を進めてください。資金移動完了後、以下の手順で取引を進めましょう。

メニューの「Trade」をクリック後、取引通貨ペアをクリック
Hyperliquid「スポット取引方法1」
Spotタブをクリックし、任意の取引通貨ペアをクリック
Hyperliquid「スポット取引方法2」
画面右側から注文設定→「Place Order」をクリックして取引完了
Hyperliquid「スポット取引方法3」
①注文方法成行・指値・その他高度な注文に対応
②売買方向買い・売りのいずれかを選択
③注文数量取引通貨・USDC単位で設定可能

デリバティブ取引方法【買い方・売り方】

デリバティブ取引では、対USDCで最大40倍のレバレッジをかけた取引が可能です。主要通貨ペアだけでなく、ミームコインやAI関連のペアにも対応しています。ぜひ以下の手順で取引を進めてみてください。

メニューの「Trade」をクリック後、取引通貨ペアをクリック
Hyperliquid「デリバティブ取引方法1」
Perpsタブをクリックし、任意の取引通貨ペアをクリック
Hyperliquid「デリバティブ取引方法2」
画面の右側から各種注文設定を進める
Hyperliquid「デリバティブ取引方法3」
①マージンモードの選択クロス・分離から選択
②レバレッジ倍率の設定1〜40倍まで設定可能
(最大レバレッジは通貨ペアにより異なる)
③ポジションタイプの選択現在はワンウェイのみ
④注文方法の選択マーケット(成行)・リミット(指値)・ストップ注文などにも対応
④注文方法の選択Buy(買い)・Sell(売り)
⑥注文数量の選択選んだ通貨・USDの2種類から設定可能
⑦利食い・損切り設定%や価格でそれぞれ設定可能
注文設定完了後、「Place Order」をクリック
Hyperliquid「デリバティブ取引方法4」
「Sell / Short(Buy / Long)」をクリックして新規注文完了
Hyperliquid「デリバティブ取引方法5」

ポジションの決済方法は?

ポジションを決済したいときは、チャート画面下にあるポジション欄から作業を進めます。「Close All」から「Market」をクリックしてください。

Hyperliquid「デリバティブ取引方法6」

決済確認画面が表示されるので、決済数量を設定後に「Market Close」をクリックすれば完了です。

Hyperliquid「デリバティブ取引方法7」

流動性提供(Vaults)方法

Vaultは簡単に言うと、「プロトレーダーの運用から利益配分を得られる仕組み」です。任意のVaultsにUSDCを預け入れることで、仮想通貨初心者でも簡単に利回り報酬を受け取れます。ただし、提供した資産は4日間ロックされる点に注意してください。

具体的な手順については、以下を参考にしてください。

メニューから「Vaults」をクリック
Hyperliquid(ハイパーリキッド)流動性提供(Vaults)方法1
流動性を提供したい任意のVaultsをクリック
Hyperliquid(ハイパーリキッド)流動性提供(Vaults)方法12
提供するUSDC数量を入力後、「Deposit」をクリックして完了
Hyperliquid(ハイパーリキッド)流動性提供(Vaults)方法3

流動性の提供をやめたい時は?

4日間のロック解除後、Vaults詳細画面の「Withdraw」から出金を進められます。出金数量を設定後、「Withdraw」をクリックするだけです。

Hyperliquid(ハイパーリキッド)流動性提供(Vaults)方法4

HYPEのステーキング方法

ステーキング機能では、独自トークンHYPEを任意のバリデータに預けるだけで利回り獲得を目指せます。ただし、あらかじめHYPEをステーキング専用のアカウントに資金移動する必要があります。そのやり方も含めて以下で図解します。

メニューから「Staking」をクリック
Hyperliquid「ステーキング方法1」
「Spot Staking Balance Transfer」をクリック
Hyperliquid「ステーキング方法2」
移動するHYPE数量を設定して、「Transfer」をクリック
Hyperliquid「ステーキング方法3」
資産移動完了後、「Stake Tokens」をクリック
Hyperliquid「ステーキング方法4」
ステーク数量と任意のバリデータを選択して、「Stake」をクリックして完了
Hyperliquid「ステーキング方法5」

ステーキングの解除方法は?

ステーキング画面から「Unstake Tokens」をクリックします。

Hyperliquid「ステーキング方法6」

その後、バリデータとステーク数量を設定して「Unstake」をクリックしてください。

Hyperliquid「ステーキング方法7」

ただし、ステーキングしたHYPEは1日間ロックされます。ロック解除時間については、アンステーキング画面から確認してください。

HyperEVMへ資金移動する方法

Hyperliquidでは現在、Hyperliquidチェーンに対応する仮想通貨ウォレットへHYPEを送金できます。送金に対応するのは現状、Hyperliquidと連携している仮想通貨ウォレットのみです。

ここでは、メタマスクにHyperliquidチェーンを追加し、HYPEを送金する手順を解説します。今後、Hyperliquid基盤のdAppsを利用する際に必要な作業なので手順をマスターしておきましょう。

メタマスクを起動し、以下のとおりHyperliquidチェーンの追加設定を行う
HyperEVMによる資産移動1
①ネットワーク名Hyperliquid
②デフォルトのRPC URLhttps://rpc.hyperliquid.xyz/evm
③チェーンID999
④通貨記号HYPE


入力間違いがないよう、上記の情報をコピーして活用しましょう。カスタムネットワークの追加手順については、「メタマスクのネットワーク追加方法」を参照してください。

メタマスクにHyperliquidチェーンが反映されたかを確認
HyperEVMによる資産移動2
Hyperliquidに戻り、メニューの「Portfolio」をクリック
HyperEVMによる資産移動3
画面下のBalancesに表示されたHYPEから、「Transfer to EVM」をクリック
HyperEVMによる資産移動4
資金移動する数量を入力して、「Confirm」をクリック
HyperEVMによる資産移動5
メタマスクが開くので「確認」をクリックして完了
HyperEVMによる資産移動6

資産をHyperliquidに戻したいときは?

Portfolio画面の下にある資産一覧から、HYPEの「Transfer to EVM」をクリックします。

HyperEVM資産の戻し方1

Toの部分を「Spot」に変更後、送金数量を設定して「Confirm」をクリックします。その後メタマスクが起動するので、ガス代を支払えばHYPEをHyperliquidに送金できます。

HyperEVM資産の戻し方2

Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法

Hyperliquidが提供するSend機能では、同チェーン上に展開するすべての仮想通貨をHyperliquid L1の別アカウントに対して送金できます。

たとえば、Hyperliquidを利用している友人にHYPEを送金したり、自身が使用するサブアカウントへUSDCを送金することも可能です。ただし、送金には1USDCの手数料がかかる点に注意してください。

Tips

Hyperliquidと連携していないウォレットへの送金も可能ですが、この資金にアクセスするためには一度Hyperlqiuidとウォレットを連携する必要があります。

ここでは、Hyperliquidと連携していないウォレットへUSDCを送金し、そのUSDCにアクセスする手順を解説します。ぜひ以下を参考に送金を進めてみてください。

メニューから「Portfolio」をクリック
Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法1
メニューの「Send」から「Send」をクリック
Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法2
送金設定を済ませて「Send」をクリック
Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法3
①送金先のウォレットアドレスHyperliquidチェーンであるかを確認
②送金元と送金する仮想通貨Perps・Spot双方からの送金に対応
③送金数量任意の送金数量を入力
メタマスクから「確認」をクリックして送金完了
Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法4
USDCを送金したウォレットとHyperliquidの連携を進める
Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法5
メニューの「Portfolio」から「Deposits and Withdrawals」→送金反映を確認する
Send機能で別ウォレットに仮想通貨を送金する方法6

Tips

送金元から受け取った仮想通貨は、通常の手順で出金を進められます。具体的な手順については、ご述する「出金方法」を参照してください。

出金方法

Hyperliquidは出金対応チェーンとして、ArbitrumとBitcoinの2種類に対応しています。出金対応通貨はUSDCのみ、手数料として1USDCが請求される点に注意してください。

実際の出金手順は以下のとおりです。出金作業後、5分程度でメタマスクにUSDCが反映されます。

Trade画面の右側にある「Withdraw」をクリック
Hyperliquid(ハイパーリキッド)出金方法(送金方法)1
出金チェーンを選択後、USDCで出金数量を設定→「Withdraw to Arbitrum」をクリック
Hyperliquid(ハイパーリキッド)出金方法(送金方法)2
メタマスクで出金リクエストに署名して出金完了
Hyperliquid(ハイパーリキッド)出金方法(送金方法)3

よくある質問【Q&A】

Q
Hyperliquidは国内ユーザーも利用できますか?
A

Hyperliquidは国内ユーザーでも問題なく利用できます。実際に入出金・取引まで、何の制限もなく利用できました。

Q
Hyperliquidはエアドロップがありますか?
A

2024年11月29日、ポイントプログラム参加者にHYPEのエアドロップが実施されました。

今後も、現在および将来のコア貢献者に総供給量の23.8%を配布予定なので、報酬を受け取りたい方は、引き続きHyperliquidを利用することをおすすめします。

関連:Hyperliquidエアドロップ戦略
関連:Hyperliquid、ネイティブトークン(HYPE)をエアドロップへ

Q
Hyperliquidでかかる手数料が知りたいです。
A

下記がHyperliquidの手数料一覧です。ただし、取引手数料については2025年4月30以降から調整が入る点に注意してください。

入金手数料無料(別途ガス代が必要)
出金手数料1 USDC
取引手数料(現行)メイカー:0.001%
テイカー:0.035%
※vipレベルが上がると安くなる
取引手数料(新:デリバティブ)メイカー:0.015%
テイカー:0.045%
※14日間の取引量・HYPEステーク量で変動
取引手数料(新:スポット)メイカー:0.070%
テイカー:0.040%
※14日間の取引量・HYPEステーク量で変動
ファンディングレート
(資金調達率)
相場の状況により異なる
詳しくはこちら
Q
Hyperliquidのトークン(仮想通貨)はありますか?
A

Hyperliquidのトークン(仮想通貨)は「HYPE」です。2024年11月29日に発行されました。現在、デリバティブやスポット取引等でも取り扱われています。

Q
Hyperliquidのトークン(仮想通貨)「HYPE」のリアルタイム価格は?
A
Q
HyperliquidはAPI(bot取引)を利用できますか?
A

HyperliquidはAPIを使用したbot取引が可能です。詳細は下記公式ページよりご確認ください。

HyperliquidのAPI詳細ページ

Q
HyperliquidはUSDC以外の入金もできますか?
A

Arbitrumであれば、USDT・USDCeもデポジットできます。USDT・USDCeをデポジットした場合は、自動的にUSDCに換金される仕組みです。

また、BitcoinではBTCの入金も可能です。ただし、最低入金額は0.002BTC(約25,000円)となっており、ネットワーク手数料として1ドル程度のコストがかかる点に注意してください。

Q
Hyperliquidの紹介報酬(紹介コード)は用意されていますか?
A

Hyperliquidでは「リファラルプログラム(紹介プログラム)」を提供しています。10,000ドル以上の取引高を達成すると、紹介コードを発行可でき、被紹介者のテイカー手数料の10%を報酬として受け取れます。

ただし、被紹介者ごとに報酬獲得上限がある点は注意してください。

下記リンクがJinaCoin専用のリファラルコード(紹介コード)です。ここから登録すると手数料が4%OFFになるのでご使用ください。

\【JinaCoin限定】取引手数料4%OFF/
Q
Hyperliquidの招待・紹介コードが知りたいです。
A

Hyperliquidの招待・紹介コードは「HYPER088」です。入力すると取引手数料が4%割引されます。

Q
Hyperliquidはデモトレード機能を提供していますか?
A

テストネットでの模擬通貨を利用した取引に対応しています。テストネットにアクセス後メタマスクを連携し、テスト用通貨を請求してください。テストネットでは4時間に1回、100 USDCの模擬通貨を請求できます。

Hyperliquid(ハイパーリキッド)でもトレード(テストネット)やり方
Q
Hyperliquidの今後のロードマップは?
A

2025年以降のロードマップは公開されていません。今後ロードマップが更新される可能性もあるので、公式ドキュメントをチェックしておきましょう。

Q
Hyperliquidの最新情報の入手先は?
A

最新情報を入手する際は、以下の公式サイトを活用してください。

Hyperliquid最新ニュース・情報

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JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。 正確性・信頼性・独立性を担保するため編集ガイドラインに沿って、コンテンツ制作を行なっています。 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会所属
3 Comments
  • ハイリキ紹介記事は助かる。
    なんかハッカーの話でてきたので、ちょっと様子見中。。。
    Hypeが欲しい今日この頃。
    @nekokoneko___

  • メタマスクArbitrumチェーンでハイリキに繋いで、$LQNAなどのハイリキチェーン上のトークンを買う場合、メタマスクにハイリキチェーンのインポートなど不要ですか?

@nekokoneko___ へ返信する コメントをキャンセル

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