ビットコイン新規投資家、11月から含み損──9.8万ドルが損益分岐点

JinaCoin編集部
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Highlights
  • グラスノードは19日、ビットコイン短期保有者(保有期間155日未満)の未実現損益を示すSTH-NUPL指標を公開した
  • 2025年11月から短期保有者は含み損状態にあり、損益分岐点に戻るには約9万8,000ドルまでの価格回復が必要
  • 9万8,000ドル付近は強力なレジスタンスラインとして機能する可能性があり、戻り売り圧力で上昇が抑制されるリスクがある

ブロックチェーン分析企業のグラスノードは19日、ビットコインBTCBTC市場における短期保有者の収益性に関する最新データを公開した。同社の分析によると、市場に参入したばかりの新規投資家層が、2025年11月以降、含み損を抱えている状態にあることがわかった。

グラスノードが指摘する「9.8万ドルの壁」、短期筋の動向が焦点に

今回のレポートで焦点が当てられたのは、「STH-NUPL(Short-Term Holder Net Unrealized Profit/Loss)」と呼ばれる指標だ。これは、ビットコイン保有期間が155日未満の「短期保有者(STH)」に対し、彼らが抱える未実現損益がどの程度の割合を占めているかを測定するもので、主に市場の過熱感や底入れの判断に用いられる。

グラスノードが示したデータによれば、このSTH-NUPLの数値は、2025年11月頃から、一貫してマイナス圏で推移している。このデータは、当該期間に市場へ参入した投資家層が、全体として「含み損」の状態に置かれていることを示している。

さらに同社は、この投資家群が損益分岐点を超えて再び「純利益」の状態へ復帰するためには、少なくとも9万8,000ドルを超える水準までの価格回復が必要であると分析している。

今回のグラスノードのデータを踏まえると、保有期間155日未満の投資家層が含み損を抱えている現状では、9万8,000ドル付近が強力なレジスタンスライン(上値抵抗線)として機能する可能性が高い。含み損を抱えた短期保有者は、価格が買値に戻ると売却して損失を回避しようとする傾向が強いためだ。それゆえ、同水準への回復局面では戻り売り圧力が強まり、相場の上昇を一時的に抑制する可能性がある。

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