パーペチュアル先物特化の分散型取引所edgeXは20日、分散型予測市場プラットフォーム「ポリマーケット」を自社プラットフォームに統合する計画であることを明らかにした。現時点では統合の具体的な内容や導入時期は公表されておらず、どのような形で連携が実現するかは今後の追加発表を待つ必要がある。
統合時期や仕組みは未発表、今後の追加情報が焦点に
ポリマーケットは2020年に誕生した、ブロックチェーンベースの分散型予測市場プラットフォームだ。政治・経済・エンタメなど「未来の出来事」に関する予想をユーザーが取引できる仕組みを提供しており、2024年米大統領選でトランプ氏の勝利を的確に予測したことで注目を集めた。
このニュースは、18日にedgeXが新たな技術スタック「EDGE Stack」を発表した件に続くものだ。基盤技術の整備が着々と進む中で、新たにサービス面での統合計画も示され、プラットフォーム拡張に向けた動きが相次いでいる。
さらに、edgeXではエアドロップにつながるポイントプログラムが残り2週間を切り、トークン生成イベント(TGE)も控えている。技術発表に加えてトークン関連の進行も重なり、今後の展開に注目が集まる状況となっている。
予測市場を統合することで、投資家は価格判断に使える情報源が増える。予測市場は期待値を即時に反映するため従来の指標とは異なるデータを提供し、市場心理の把握に有効で、相場急変時の判断材料を補完する役割を果たす。
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