DAO Maker(ダオメイカー)とは、世界有数のIDOプラットフォームの1つ
DAO MakerのIDOに参加するためには、会員登録とKYCを済ませる必要がある
最低でも500ドル以上の仮想通貨があればIDOに参加できる
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目次
DAO Maker(ダオメイカー)とは?
DAO Maker(ダオメイカー)とは世界最大規模のIDOプラットフォームです。
IDOとは、Initial DEX Offeringの略で、分散型取引所(DEX) で開催されるトークンセールのことを指します。新規プロジェクトの開発者側はIDOを介して資金調達ができ、IDO参加者側は上場前の仮想通貨を安価で購入することができ、場合によっては数倍、数十倍のリターンを得ることができます 。
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DAO Makerは独自の仮想通貨であるDAO(ダオ)を発行しており、DAOをステーキングすることで、IDOに参加することができます。この点は他のIDOプラットフォームと共通していますが、DAO MakerはDAOをステーキングしなくてもIDOへ参加することができます 。詳細は後述しますが、他のIDOプラットフォームと比較して参入ハードルは低いと言えるでしょう。
Public SHOとPrivate SHOの違い
DAO Makerを活用するにあたって押さえておきたいのが、Public SHOとPrivate SHOの違いです。SHOは「Strong Holder Offering」の略で、DAO Makerには2通りのIDOの開催パターンがあると認識していればOKです。
Public SHOは、DAOをステーキングしなくても参加することができるIDO です。DAO Makerに接続したウォレットがスコアリングされ、スコアによって参加したIDOで購入できる仮想通貨の数量が変わります。なお、Public SHOに参加するためには最低500ドル相当の仮想通貨をウォレットに入れておく 必要があり、購入する際に30%の手数料が発生します 。Private SHOでのスコアリング方法は以下の通りです。
Public SHOのスコアリング方法
総資産スコア: ウォレットに保存されている全ての仮想通貨の合計に基づき計算されるスコアです。ステーキングされている仮想通貨も含まれます。10,000ドル毎に10ポイントが加算されます。
紹介リンクスコア: ユーザー毎に紹介リンクが付与され、そのリンクからDAO Makerへ登録した場合に付与されるスコアです。最低5人からが対象となり、最低で10%、最高で40%のポイントが付与されます。
Bonus Wallet Score: 参加するIDOによって特別に設けられているスコアです。IDOの詳細ページで加算要件を確認するようにしましょう。
パートナートークン: 参加するIDOによっては、仮想通貨にウェイトが付与されていることがあります。例えば、参加するIDOでDAOに2倍のウェイトが付与されている場合、DAOを保有することで得られるポイントは2倍になります。
Private SHOは、DAOをステーキングしなければ参加することのできないIDO です。最低でも250 DAO以上をステーキングする 必要があります。IDOで購入できる仮想通貨の数量は、DAOのステーキング量によって付与される「DAO Power」によって変動します。なお、DAO Powerを上げるにはTierを上げる必要があります。Tierの上げ方は以下を参照しましょう。
Tier 条件 ボーナス Tier 0 250~1,999 DAO なし(Private SHOの最低参加条件) Tier 1 2,000~3,999 DAO DAO Powerに5%加算 Tier 2 4,000~9,999 DAO DAO Powerに10%加算 Tier 3 10,000~24,999 DAO DAO Powerに15%加算 Tier 4 25.000~49,999 DAO DAO Powerに20%加算 Tier 5 50,000~99,999 DAO DAO Powerに25%加算 Tier 6 100,000~200,000 DAO DAO Powerに30%加算
例えば、2,500 DAOをステーキングしている場合、DAO Powerは以下の通り計算されます。
DAO Power = 保有しているDAOの数量 × 加算 = 2,500 DAO × 1.05 = 2,625
また、最終的に配分される仮想通貨の最低保証額は以下の通り計算されます。
配分される仮想通貨の最低保証額 = 総調達額 ÷ 過去に実施されたSHOでの総DAO Powerの平均値 × DAO Power
総調達額はプロジェクトによって異なります。参加するプロジェクトの「Total Raise」欄を参照しましょう。また、入金限度額は最低保証額の4倍までとなっています。そのため、最低保証額が100ドルであった場合、入金限度額は400ドルとなります。
最終的に入手できる仮想通貨の数量は、他の人がどれだけDAO Powerを提供したか、つまり自身が資金調達にどの程度寄与したかで変動します 。DAO Powerの寄与度が大きければ入金限度額に近い数量を入手できますし、DAO Powerの寄与度が小さければ最低保証額に近い数量しか入手できなくなります。
また、2023/5時点で1 DAO = 1.63 USDTのため、Private SHOへ参加するには6万円相当のDAOをステーキングする必要があります。自身のリスク許容度の範囲内かどうかを判断した上で参加するようにしましょう。
DAO MakerのIDOに参加するための事前準備
IDOに参加するためには、以下の2つを完了させておく必要があります。
順番に解説していきます。
アカウント作成
以下の手順に従ってアカウントを作成しましょう。
STEP
アカウント作成ページへ移動する
DAO Maker公式ウェブサイト にアクセスし、画面右上の三本線をタップします。するとメニュー一覧が表示されるため、画面右下に「Sign Up」ボタンをタップしましょう。
STEP
メールアドレスとパスワードを設定し、メール認証を行う
移動後のページでメールアドレスとパスワードを登録します。パスワードは以下の条件に当てはまるように設定しましょう。
8文字以上
大文字を最低1文字以上含む
特殊文字を最低1文字以上含む
画面下部の「Terms & Conditions」の内容を確認し、問題なければチェックを入れます。そして「Create account」ボタンをタップすると、登録したメールアドレスに認証メールが届くため、メール内の「Confirm Email」ボタンをタップするとアカウント作成が完了します。
KYC(本人確認)
Private SHOに参加するためにはKYC(本人確認)を済ませる必要がありますが、Public SHOに参加するためにはKYCは必須ではありません。ただし、Public SHOで参加したプロジェクトの仮想通貨を購入するためにはKYCを済ませる必要がある ため、いずれにせよKYCは必須となります。以下の手順でKYCを完了させましょう。
STEP
KYCページに移動し、個人情報を入力する
DAO MakerにログインするとKYCを完了させるよう注意喚起が表示されるため、表示内の「Start now」をタップしKYCページに移動します。移動後のページで以下の情報を入力しましょう。
この時、氏名は漢字で入力するようにしましょう 。身分証明書と表記を一致させる必要があるため、ローマ字で入力するとRejectされてしまいます。入力が完了したら、画面下部の「CONTINUE KYC」ボタンをタップします。
STEP
身分証明書と自撮り画像を撮影する
次に身分証明書と自撮り画像をアップロードするよう求められます。「Choose document」ボタンをタップし、移動後の画面で国籍を選択すると、KYCに対応している身分証明書が表示されます。なお、日本では以下の4つが対応しています。
パスポート
運転免許証
マイナンバーカード
居住者証明書
画面の指示に従って身分証明書をアップロードした後、続けて自撮り画像のアップロードが求められます。こちらも画面の指示に従って撮影しましょう。撮影を終えるとKYCが完了します。
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Dao MakerのIDO「Public SHO」への参加方法
続いて以下の手順を参考に、気になるプロジェクトがあれば参加してみましょう。なお、この記事では仮想通貨ウォレットとしてMetaMask(メタマスク)を使用します。
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MetaMaskに500ドル相当以上の仮想通貨を入金する
Public SMOへ参加するためには、仮想通貨ウォレットに500ドル以上を入金する必要があります。なお、以下のチェーンに紐づく仮想通貨が対象となります。
Avalanche
Binance Smart Chain
Ethereum
Fantom
Polygon.
また、DeBank.comでサポートされているステーキングも対象となります。
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参加手順
STEP
MetaMask(メタマスク)アプリでDAO Makerへアクセスし、ログイン・ウォレット接続する
MetaMask(メタマスク)アプリでDAO Maker公式ウェブサイト にアクセスします。そして右上の三本線をタップし、「Log in」ボタンをタップしてログインします。ログイン後、同じく右上の三本線をタップし、「Connect Wallet」をタップしてウォレットを紐づけます。
この時、Safari等のブラウザを使うとウォレットの紐づけができないため、必ずメタマスクアプリを使うようにしましょう 。
STEP
IDOに参加する
画面右上の三本線をタップし、「Product」欄の「DAO Launchpad」ボタンをタップします。すると、プロジェクトの一覧が表示されているページへと移動します。参加したいプロジェクトをタップし、移動後の画面の「Participate」ボタンをタップすると、参加登録が完了します。
なお、登録締切時点までにウォレットに入金していた仮想通貨の総額でスコアが算出されます。つまり、参加登録後も仮想通貨を追加入金することができる ため、たくさんの仮想通貨を入手したい場合はリスク許容度の範囲内で追加入金してみましょう。
当選した場合は、登録したメールアドレスにアナウンスが届きます。プロジェクトの詳細画面にトークン配布日が記載されているため、事前に確認した上でチャンスを逃さないようにしましょう。
DAO Makerに関するよくある質問
DAO MakerのTierを上げるにはどうしたらよいですか?
DAOのステーキング量に応じてランク分けされているため、DAOのステーキング量を増やす必要があります。以下の表を参照してください。
Tier 条件 ボーナス Tier 0 250~1,999 DAO なし(Private SHOの最低参加条件) Tier 1 2,000~3,999 DAO DAO Powerに5%加算 Tier 2 4,000~9,999 DAO DAO Powerに10%加算 Tier 3 10,000~24,999 DAO DAO Powerに15%加算 Tier 4 25.000~49,999 DAO DAO Powerに20%加算 Tier 5 50,000~99,999 DAO DAO Powerに25%加算 Tier 6 100,000~200,000 DAO DAO Powerに30%加算
DAO MakerのIDOで過去に配布された仮想通貨を教えてください。
XANA、Crypto GPT、MTG、Degen Zoo等90種類近くの仮想通貨が配布されています。
DAOのステーキング期間に制限はありますか?
ステーキングは自身で自由に設定することができますが、最短期間が30日となっています。また、自身で設定したステーキング期間よりも早期にアンステークしてしまうとペナルティが発生する ため、ステーキング期間は無理のない範囲で設定するようにしましょう。
DAO MakerのIDOの当選確率を上げるためにはどうしたらいいですか?
Public SHOであれば、ウォレットに保管している資産を増やしたり、たくさんの友人を紹介することでスコアを上げることが重要です。また、Private SHOであれば、DAOのステーキング量を増やし、Tierを上げることが重要です。
まとめ
本記事では、IDOプラットフォーム「DAO Maker」の概要、Public SHOの参加方法について解説しました。
DAO Makerは仮想通貨ウォレットに500ドル相当以上の仮想通貨を入金することでIDOに参加することができるため、参入障壁は非常に低いと言えます。また、リスク許容度の高い方であればDAOをステーキングすることでPrivate SHOへ参加することができ、たくさんの仮想通貨を購入できるチャンスが増えます。
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参考文献
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