仮想通貨チャート分析
ビットコイン(BTC):三角持ち合い下限突破で下降トレンド開始

ビットコイン(BTC)は本日早朝から日足短期HMAの下抜けに挑戦している。現状三角持ち合いと思われるチャート配置となっており、三角持ち合い下限を価格が突破しなければ下落再開とは判断できないが、1時間足レベルで高値を切り下げていることから下落リスクは高くなっていると推測する。
今後1時間足レベルで三角持ち合い下限を価格が下抜けし、下降のダウ理論が成立した場合、78,089.67ドル付近まで下落する可能性が高いと予測する。
イーサリアム(ETH):売り圧はあるが2,002.82ドル付近が下限

イーサリアム(ETH)は4時間足長期HMAを上限、日足短期HMAを下限とした値動きとなっている。現状、1時間足レベルで高値を切り下げていることから売り圧が優勢と判断できるため、今後日足短期HMAを価格が下抜けした場合、2,002.82ドル付近まで下落する可能性が高い。
しかし、2,002.82ドル付近には4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが控えているため、ファンダメンタルズ要素がなければ、短期的には2,002.82ドル付近で一旦下落は止まると推測する。
ソラナ(SOL):4時間足長期HMA付近での値動きに注目

ソラナ(SOL)は現在日足短期HMAと4時間足長期HMAの間に価格があり方向感の無い相場となっている。現状の移動平均線の配置から「弱気傾向」ではあるが、過去の値動きから4時間足長期HMAが抵抗帯として機能していると判断できるため。今後は4時間足長期HMA付近での値動きに注目する必要があるだろう。
価格が4時間足長期HMAで反発した場合は引き続き方向感の無い相場が続くが、下抜けした場合は120.31ドル付近まで下落すると予測される。
リップル(XRP):下落トレンド再開の兆しあり

リップル(XRP)は現在4時間足長期HMAに下落を止められている値動きとなっている。短期的には高値を切り下げて、下落傾向となっていることから、今後4時間足長期HMAを価格が下抜けする可能性が高い。
4時間足長期HMAを下抜けした場合、2.2117ドル付近で反発すると思われる。だが、反発後4時間足長期HMAでレジサポ転換をし下落を再開した場合は2.2117ドルを突破し、1.9545ドル付近まで下落すると推測する。
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使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫