- リップル(XRP):2.286ドル上抜けで短中期上昇本格化、2.56ドル到達が焦点。
- ビットコイン(BTC):1時間足長期HMA付近の押し目維持で96,300ドル狙う展開。
- イーサリアム(ETH):3,095ドル突破で上昇継続、3,200〜3,250ドル帯へ接近期待。
- ボンク(BONK):4時間足雲上抜けで反発拡大、0.0000104ドル到達が視野。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 2.286ドル付近を明確に上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.56ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.18ドル付近を推移している。1日の急落後は短期的に横ばい相場となっていたが、昨日夜の急騰によって1日の下落分を否定し、日足短期HMAを上抜けしたことで下落圧が大きく後退した。現在は日足一目均衡表雲内に価格が突入しており、直近では前回上値を抑えられていた価格帯付近で上昇がやや止まりつつある。
現状、短中期で上昇を明確に判断するためには、もう一段上の4時間足レベルで確認できる抵抗帯である2.286ドル付近を明確に上抜けする必要がある。さらに、この直上には4時間足ボリンジャーバンドのスクイーズ帯が控えているため、突破するにはボリンジャーバンドのエクスパンションを誘発する強い上昇圧が求められる。これらの条件が揃い、1時間足レベルで上昇トレンドが成立した場合、短中期では2.56ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
長期的には2.56ドル付近が日足の戻り高値に位置しており、このラインを突破できるかが次の焦点となる。そのため、少なくともこのラインを突破するまでは短中期でも戻り売りのリスクが残るため、ポジションを持つ際には反落を踏まえたリスク管理が必要だ。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近から再度上昇の値動きとなる
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論を形成
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 96,300ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、93,500ドル付近を推移している。昨日の急騰で日足短期HMAおよび4時間足一目均衡表雲を上抜けし、短中期では上昇へ転換したと判断できる配置となった。1時間足では押し目を形成しながら上昇を継続しており、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドに向けた値動きが続いている状況である。
短期的には4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近で一旦上昇が鈍化する可能性が高い。ただし4時間足自体が上昇優勢の構図にあるため、今後1時間足長期HMA付近から再度上昇し、1時間足レベルで上昇のダウ理論を形成した場合、96,300ドル付近までの上昇が期待できる。エントリーは1時間足長期HMA付近での押し目転換を基準とし、損切りはエントリー時点の直近安値を目安とする。
長期的には日足一目均衡表雲および日足長期HMAが価格上部に控えているため下落リスクは残る。しかし、中期的には上昇が優勢な構成となっているため、93,600ドル付近を明確に上抜けする場合、10万ドル付近までの上昇も視野に入るだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAもしくは1時間足長期HMAを割らずに再度上昇の値動きに転換
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論を成立させながら3,095ドル付近を突破
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,200ドルから3,250ドル付近
- 損切り目安:
- 3,095ドル直下、もしくはエントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、3,050ドル付近を推移している。昨日22時ごろから急騰し日足短期HMAを上抜け、中期的な上昇への転換が示唆される形となった。1時間足では押し目を形成したのち再び上昇しているものの、直近では4時間足で確認できる3,095ドル付近の高値ラインで上値を抑えられている。
ただし、4時間足では一目均衡表雲を上抜けており、4時間足MACDもプラス圏で推移しているため、中期的には上昇圧が残る展開だ。仮に短期的にこの価格帯で上昇が鈍化したとしても、日足短期HMAもしくは1時間足長期HMAを割らずに再度上昇へ転じ、1時間足レベルで上昇のダウ理論を成立させながら3,095ドルを突破する場合、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドが位置する3,200ドルから3,250ドル付近までの上昇が期待できる。損切りは3,095ドル直下、もしくはエントリー時点の直近安値が目安となる。
長期的には日足短期HMAと日足中期HMAがゴールデンクロスを形成しており、地合いとしては上昇傾向に傾いている。ただし、価格上部には日足一目均衡表雲が控えており、この雲上端で反発する可能性も十分に考慮すべき局面である。そのため、短中期で上昇を狙う場合は、長期的な戻り売りリスクを踏まえたポジション管理が必要となるだろう。
ボンク(BONK)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを割らずに4時間足一目均衡表雲を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000104ドルから4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(0.0000107ドル付近)
- 損切り目安:
- 1時間足短期HMA直下
ボンク(BONK)は現在、0.0000098ドル付近を推移している。1日の急落で0.0000086ドル付近まで下落したものの、昨日は他銘柄と同時刻に強い急騰が発生し、日足短期HMAを上抜けたことで下落圧が大きく後退した。現在は4時間足一目均衡表雲上端に上昇を抑えられており、短期的には雲上端が抵抗帯として機能している状況だ。
ただし、日足MACDでは売り圧の減少が確認でき、4時間足のチャート構成も上昇に傾きつつある。さらに1時間足レベルでも上昇トレンドが維持されているため、1時間足中期HMAを割らずに4時間足一目均衡表雲を明確に上抜けする場合、短期的には0.0000104ドルから4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近の0.0000107ドル付近までの上昇が見込める。
中長期的には日足で確認できる直近高値0.00001040ドル付近を突破できるかが焦点となり、このラインを上抜けすれば4時間足レベルでの上昇転換が強まり、日足一目均衡表雲付近までの戻りを試す展開が視野に入る。一方、このラインを明確に上抜けできない場合は日足レベルで横ばいに移行し、方向感の乏しい値動きになる可能性があるため、ポジション管理には注意が必要だろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




