- リップル（XRP）：111,900ドル割れで下落加速、110,500ドル目安
- ビットコイン（BTC）：1時間足長期HMA割れで下落再開、3,900ドル目標
- イーサリアム（ETH）：長期HMAを上抜けできず、2.78ドル付近まで下落視野
- ソラナ（SOL）：1時間足短期HMA下抜けで175ドル付近まで下落余地
リップル（XRP）チャート分析
- エントリー方向：ショート（短期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足長期HMAを上抜けせずに押し目を形成
- 1時間足短期HMAを下抜け
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 日足一目均衡表雲下端（2.78ドル7）付近
- 損切り目安：
- エントリー時点での直近高値
リップル（XRP）は現在、2.87ドル付近を推移している。昨日は一時的に1時間足一目均衡表雲付近まで上昇したものの、上抜けできずに失速し、再び下落に転じて3.0ドルを割り込む形となった。これにより短期的な下落トレンドが明確になってきている。
現状では、日足および4時間足において直近安値を実体ベースで下抜けしており、弱気基調が強まっている局面である。短期的には1時間足長期HMAを上抜けできない限り、下落圧力が継続し、日足一目均衡表雲下端に位置する2.78ドル付近までの下落が視野に入る。エントリー判断としては、1時間足短期HMAを明確に下抜けした場面を狙うのが妥当だろう。
長期的な視点では、注目すべきは日足長期HMAおよび2.73ドルのサポートラインである。この水準を下抜けた場合、日足レベルで下落トレンドが成立し、さらなる下落余地が広がる可能性がある。そのため、短期的にはショートを優先しつつも、2.73ドルの攻防が今後の相場展開を左右する重要な分岐点になると考えられる。
ビットコイン（BTC）チャート分析
- エントリー方向：ショート（短期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足中期、もしくは長期HMA付近で下落に転じる
- 111,900ドルを明確に下抜け
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 110,500ドル付近
- 損切り目安：
- 111,900ドル直上
ビットコイン（BTC）は現在、112,600ドル付近を推移している。昨日は1時間足一目均衡表雲を上抜けできずに反落し、その後1時間足中期HMAと長期HMAを割り込みながら下落を継続、直近安値である111,900ドル付近まで下落した場面が確認された。その後は小反発しているものの、下落トレンドの流れは維持されている状況である。
現状の反発は短期的な押し目形成と見るのが妥当であり、再度1時間足中期HMAもしくは長期HMA付近で上値を抑えられた場合には下落再開の可能性が高い。特に111,900ドルを明確に下抜けした場合には、次の下値目安として110,500ドル付近までの下落余地が意識される展開となるだろう。
ただし、4時間足のMACDではダイバージェンスが生じており、売りの勢いが弱まってきている兆候もある。111,900ドルは日足ベースでの強いサポート水準となるため、このラインで再度反発するシナリオも想定しておく必要がある。したがって、ショートエントリーを狙う場合は111,900ドルをしっかりと下抜けしてから仕掛けることが望ましい。長期的には依然として下落トレンドの優位性が残るものの、サポート反発による短期的な戻しにも十分注意を払う必要がある。
イーサリアム（ETH）チャート分析
- エントリー方向：ショート（短・中期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足長期HMA及び1時間足一目均衡表雲を下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 3,900ドル付近
- 損切り目安：
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム（ETH）は現在、4,240ドル付近を推移している。昨日は緩やかな下落を続けたが、1時間足長期HMAおよび1時間足一目均衡表雲付近で下げ止まりを見せている状況だ。直近では日足短期HMAや4時間足一目均衡表雲が上値を抑える構図となっており、反発局面においても上値の重さが意識されている。
現状、価格は1時間足中期HMAの下に位置しており、短期的には下落圧力が残ると判断できる。ただし、4時間足MACDはまだデッドクロスを形成しておらず、方向感が完全に定まっているわけではない。そのため、直ちにエントリーするのではなく、1時間足長期HMAと1時間足一目均衡表雲を下抜けし、さらに1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場面を待つのが適切だ。この条件が整えば、直近安値である4,065ドルを下抜けし、3,900ドル付近までの下落を狙える展開となるだろう。
中長期的にみると、4時間足一目均衡表雲を上抜けできない限りは売り優勢の展開が続く可能性が高いが、現状は明確な下降トレンドには至っていないため、不安定な状況といえる。よって、ショートポジションを狙う場合は、上記の形が成立した後に限定すべきであり、反発による急激な戻しには警戒を払う必要がある。
ソラナ（SOL）チャート分析
- エントリー方向：ショート（短期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足短期HMAを下抜け
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 175ドル付近
- 損切り目安：
- エントリー時点での直近高値
ソラナ（SOL）は現在、182.5ドル付近を推移している。昨日は日足中期HMAで上値を抑えられて以降、短期的に下落基調となり、日足一目均衡表雲内に再度突入したが、その後は小反発を見せている。
短期的には下落トレンドの明確な成立は確認できないものの、価格上部には複数の移動平均線が重なっており、強い抵抗帯を形成している。また、4時間足・日足MACDはいずれも下落傾向を示しているため、再度下方向への圧力がかかりやすい状況である。今後は日足一目均衡表雲を上抜けできない状態で推移し、1時間足短期HMAを下抜けする局面が確認できれば、175ドル付近までの下落が想定される。
一方で、中長期的には下降トレンドが明確化しているとは言い切れない。ただし、175ドルから173.5ドル付近の抵抗帯を割り込んだ場合は、4時間足レベルで下落トレンド開始と判断でき、次の下値目標として166ドル付近までの下落を視野に入れる展開となるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA：ピンク（短期HMA）
- 80EMA：水色（中期HMA）
- 320EMA：緑（長期HMA）
- ボリンジャーバンド
- 1時間足：期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足：期間50、偏差2.5
- 一目均衡表（雲のみ表示）
- 転換線：9
- 基準線：26
- 先行スパン：52
- ・MACD（クリスマニング氏の設定値）
- 短期EMA：9
- 長期EMA：17
- シグナル：7
