- ビットコイン(BTC):1時間足で再下落開始なら101,500ドルまでの調整を想定
- イーサリアム(ETH):2,380ドル割れで2,320ドルを目指す動きに注意
- リップル(XRP):短期的に方向感欠けるが中期的には再下落に警戒
- ソラナ(SOL):1時間足で上昇トレンド再開なら159ドルが目標に
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを上抜けし1時間足一目均衡表雲付近で押し目形成
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近(101,500ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点の直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、105,600ドル付近を推移している。4時間足ではMACDのダイバージェンス発生後、安値ラインおよび4時間足長期HMAを下抜けており、中期的には下落圧力が強まっている状況だ。
今後の短期的な動きとしては、一旦1時間足中期HMAを上抜けし、一目均衡表雲付近で押し目を形成した後、再び1時間足中期HMAを下抜けるような展開となれば、下落の勢いが加速し、日足長期HMAが位置する101,500ドル付近までの下落が想定される。
一方で、日足チャートでは現在、価格が一目均衡表雲上端付近に位置しており、依然として上昇の余地が残されている。仮に押し目形成に失敗し、日足中期HMAを明確に上抜けるような展開となった場合には、長期の上昇トレンド再開と判断でき、109,000ドルのレジスタンス突破も視野に入ってくるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で押し目形成
- 2,380ドルを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2,320ドル付近
- 損切り目安:
- 2,380ドル直上
イーサリアム(ETH)は現在、2,410ドル付近で推移している。本日に入り、日足短期HMAを明確に下抜けしたことで、相場全体としては下落基調が強まっている状況だ。
4時間足ではボリンジャーバンドロワーバンド(4時間足)が下値に位置しており、短期的には2,380ドル付近を下限とした横ばい推移が続く可能性もある。ただし、今後1時間足長期HMAが徐々に価格に近づき、同水準付近での押し目形成を経て、2,380ドルを明確に割り込んだ場合は、2,320ドル付近までの下落が視野に入ってくるだろう。
中長期的な視点では、現在のチャート構成は日足における押し目形成中とも捉えられる。そのため、仮に下落シナリオが否定され、価格が反転して日足中期HMAを上抜けする展開となれば、再び上昇トレンドへの復帰を想定した戦略へ切り替えることも視野に入れておきたい。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で押し目を形成
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直上
リップル(XRP)は現在、2.18ドル付近で推移している。価格は1時間足長期HMAと4時間足長期HMAの間に位置しており、短期的には方向感に欠ける展開が続いている。
ただし、4時間足レベルで押し安値を割り込んできていることから、今後1時間足長期HMA付近で押し目を形成し、そこから1時間足中期HMAを明確に下抜けるようであれば、4時間足長期HMAが位置する水準までの下落が想定されるだろう。
長期的な視点では、現在のXRPは日足チャートにおいても一目均衡表雲の下端付近に位置しており、方向性が出づらい状態だ。今後、4時間足一目均衡表雲を下抜けるか、あるいは日足の雲を上抜けてくるかによって、大きなトレンドの分岐点が形成される可能性が高い。そのため、どちらのシナリオにも対応できる戦略を持ちつつ、現状はやや慎重な立ち回りが求められる。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 159ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、149ドル付近を推移している。昨日は159ドルまで急騰したものの、その後は短期的な調整局面に入った。
現在は日足中期HMA付近で反発しており、日足短期HMAおよび1時間足中期HMAを上抜けしたことで、短期的な下落からの切り返しが見られている。日足では上昇傾向が維持されており、4時間足でも押し目形成中と捉えることができる。
このまま1時間足長期HMA(=4時間足中期HMA)を明確に上抜けし、1時間足で上昇トレンドが成立すれば、再度159ドル付近までの上昇が期待できる。さらに、日足一目均衡表雲を上抜けした場合、上昇基調が中長期的に強まる可能性があり、次の目標は179ドル付近となるだろう。現在は中期の押し目完了を意識した買い戦略が有効な局面と考えられる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7