暗号資産取引所のBybit(バイビット)は27日、USDT預金で利回りを獲得しながら証拠金として利用できる新トークン「BYUSDT」の提供を開始した。対象ユーザーは最大年11.3%のボーナスAPRを獲得できる。
USDTで利回り獲得と証拠金利用を両立
BYUSDTは、ユーザーのUSDTフレキシブル・イージーアーン残高をトークン化した資産で、バイビットのユニファイド・トレーディング・アカウント内で証拠金として利用できる。従来は、USDTをイージーアーンに預けると利回りは得られるが証拠金として利用できない、あるいは証拠金として利用すると利回りが得られないという課題があった。BYUSDTはこの二者択一を解消する。
USDTをフレキシブル・イージーアーンに預け入れると利回りが発生し、その残高を1対1の固定レートでBYUSDTに交換できる。交換後も、基盤となるUSDTはフレキシブル・イージーアーンで利回りを生み続ける。利回りは1時間ごとに発生し、毎日午前0時30分頃(UTC)にBYUSDTで配分される。これにより、遊休資金を減らし、トレーダーの資金効率を大幅に向上させる。
BYUSDTは常にユーザーのフレキシブル・イージーアーンUSDTによって完全に裏付けられ、バイビットプラットフォーム内で管理される。1対1の固定レートでいつでもUSDTに戻すことが可能だ。ただし、BYUSDTは証拠金専用のトークンであり、転送、入出金、直接的なスポット取引ペア、INSローンには対応していない。
利回りはUSDTフレキシブル・イージーアーンと同じメカニズムに従い、プラットフォーム報酬APRを除いた利回りが適用される。対象となるのは、バイビットのセービングサービス利用資格を持ち、ユニファイド・トレーディング・アカウントを保有し、本人確認レベル1を完了したユーザーのみ。
なお、バイビットは2025年10月31日に日本居住者の新規口座開設を停止し、2026年7月22日には全てのサービス提供を終了する予定だ。
バイビットは世界第2位の取引量を誇る暗号資産取引所で、8,000万人以上のユーザーを抱える。




