ジャック・ドーシー氏率いるフィンテック企業Block(ブロック)は4日、ビットコインを無料で配布する「Bitcoin Day(ビットコイン・デー)」を4月6日から10日にかけて開催すると発表した。総額100万ドル(約1.6億円)相当のビットコインが配布される予定で、専用サイト(btc.day)ではカウントダウンが進行中だ。
2010年のビットコイン・フォーセットが現代版として復活
「ビットコイン・フォーセット(蛇口)」とは、ビットコインを無料で少額ずつ配布する仕組みのことだ。2010年にビットコインの初期開発者ギャビン・アンドレセン氏が開設したのが始まりで、CAPTCHAを解くだけで1人5BTCが配布されていた。当時はほぼ無価値だったが、現在のビットコイン価格
BTCに換算すると1人あたり約50万ドル(約8,000万円)相当に相当する。フォーセットは2012年に閉鎖されるまでに合計約19,700BTCを配布した。
ブロック社の公式アカウント「Bitcoin at Block」は「The bitcoin faucet is back(ビットコイン・フォーセットが復活する)」と投稿。ドーシー氏自身もこの投稿を引用する形で「btc.day」のリンクを共有し、投稿は301万件以上の表示を記録している。
btc.dayの情報によると、参加方法は3つある。キャッシュアプリでビットコインを購入する、スクエア加盟店でビットコインを使って決済する、ビットキーでビットコインを保管する、のいずれかのアクションを完了するとビットコインが即座に付与される仕組みだ。配布は先着順で、在庫がなくなり次第終了となる。
なお、参加に必要なキャッシュアップやスクエアは米国を中心に展開されているサービスであり、日本からの参加可否は現時点で明らかにされていない。
ブロック社は2020年10月からビットコインを財務資産として保有しており、現在8,883BTCを保有している。同社はキャッシュアップによるビットコイン決済、ハードウェアウォレット「ビットキー」によるセルフカストディ、ビットコインマイニング技術への投資など、ビットコインエコシステム全体にわたる事業を展開しており、今回のフォーセット復活はユーザーの新規獲得と啓蒙活動の一環と位置づけられる。




