ビットコインをステーキングするだけで、利回りを獲得できる
世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所 Binance(バイナンス) のベンチャーキャピタル及びインキュベーション部門である「バイナンス・ラボ」は27日、ビットコインをステーキングし利回りを得られるようにするプロジェクト「Babylon(バビロン)」に投資したと発表した。投資額は公開されていない。
@babylon_chainに投資しました! Babylon は、分散型経済を保護するためにビットコインを拡張するという使命を持ったセキュリティ共有プロトコルを設計するブロックチェーン プロジェクトです。
バビロンは、2022年にスタンフォード大学のデイビッド・ツェ教授とフィッシャー・ユー 博士によって設立されたプロジェクトで、ユーザーがバビロン独自のレイヤー1ブロックチェーン「バビロン・チェーン」にビットコインをステークし、サードパーティのカストディ、ブリッジ、ラッピングなどを利用せずとも、ビットコインから利回りを得られるようにすることを目的としている。
歴史的に、Proof-of-Stake(PoS)コンセンサスを採用するブロックチェーンは、セキュリティはそのネイティブ・トークンの価値に依存してきたが、トークンの激しい価格変動によるセキュリティ低下やインフレを招きやすい経済システムとなっている。
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バビロンは、世界最大の時価総額を誇るビットコインを最初からネイティブ・トークンとしており、ビットコインの巨大な資産価値をバックにセキュリティを確保できる。また、PoSによるインフレ圧力を軽減し、トークンの新たなユーティリティ(利回りなど)を解き放つことができる。
Cosmos SDK を使用して構築されたバビロンチェーンは、Proof-of-Stake(PoS)コンセンサスを採用しており、ビットコインのタイムスタンプを発行することで、ビットコイン・ステーキング、ファイナリティ、バリデーター情報の追跡を促進し、最終的にはビットコインのProof-of-Work(PoW)の世界とPoSの世界の橋渡しとして機能する。
バイナンスの共同創業者で、バイナンス・ラボの責任者である イ・ヘ 氏は、プレスリリースで次のように述べた。
「ビットコインのステーキングは、業界にとって重要な新しいユースケースを導入し、ビットコインとProof-of-Stake経済の統合における重要な前進を示すものです。バイナンス・ラボのバビロンへの投資は、ビットコインの物語をリードし、そのユースケースを前進させる革新的なプロジェクトを支援するという我々のコミットメントを表しています。」
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(2024年5月15日 第2パラグラフの誤字を訂正しました)