過去分析とチャートパターンから2人の著名アナリストがアルトコインの上昇の可能性について発言
アルトコインシーズン到来時期について騒がれている中、Xフォロワー13.5万のMoustache氏と8.9万のMags氏がテクニカル分析からアルトコイン上昇の可能性を指摘した。
Moustache氏の投稿では直近で強気相場に入った可能性を示唆している。
和訳:
TOTAL2/アルトコインでは、まもなく大規模なボラティリティが発生すると思います。
この市場は、横ばいだけではなく、まったく異なる動きをすることもあることを忘れないでください (2017年、2021年を参照)。
数週間前に投稿したフラクタルは、上昇に向けて飛び立つ準備ができていると思います。
TOTAL2:ビットコインを除く上位125の仮想通貨の時価総額

チャートでは今年4月から続くトライアングルパターンを上抜けし、さらに逆三尊のネックラインを上抜けしていることから今後上昇する可能性が高いと分析している。
Moustache氏が投稿で発言している「2017年、2021年を参照」は以下の投稿で解説している。

この分析では「サイクルは繰り返される」として2017年、2021年の大きな上昇前のトライアングルパターン、その後の押し目と現在のパターンが酷似していることから、始めの投稿と併せてアルトコイン上昇の根拠としている。
この内容は、Mags氏の投稿でも語られている。
Mags氏は「サポートを見つけた」と発言し、現在が底値付近の可能性を示唆している。

チャートでは2017年中盤の大きな上昇の押し目を起点として2021年後半、2020年前半の底値、2023年後半の上昇前の安値を結んだサポートが現在の価格付近が底値であると示唆。
これはMoustache氏の「今年4月から続くトライアングルパターンと逆三尊を根拠とした相場転換分析」の根拠を強くする情報だ。
また、Mags氏は2021年の上昇前のチャートパターン(下降トレンドからレンジ、レンジブレイク後の上昇フラッグ)と2022年から現在までの値動きが酷似していることから、現在の上昇フラッグをブレイクすると大きな上昇が期待できることをチャートで示唆している。
過去分析からの上昇の可能性についてもMoustache氏と目線は違えど一致している。
アルトコインはビットコインの値動きに連動する部分もあるため、TOTAL2データだけでは判断が難しい部分もあるが、Moustache氏は別の投稿でビットコインの上昇の可能性を指摘している。
実はこの投稿はチャートも発言内容も逆にしているMoustache氏のジョークだ。ただし内容は根拠があり、正しく修正し整理すると「ビットコインは上昇フラッグを形成中であり、史上最も強気のチャート」となる。
また、Mags氏は先日「ビットコイン、2025年に22万ドル到達」予測をしており、ビットコインの上昇に併せて、アルトコインの上昇が相場が近いかもしれない。
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情報ソース:Moustache氏公式X / Mags氏公式X