Japan Sake Community、日本酒と交換可能なNFTを販売し1時間で完売

水澤 誉往
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Japan Sake Community、日本酒と交換可能なNFTを販売し1時間で完売

合同会社CHILLが運営に協力するコミュニティ「Japan Sake Community(以下、JSC)」は12日、日本酒と交換する権利を有するNFTを先月30日に10個を限定販売し、1時間で完売したことを発表した。

japan sake  CommunityのNFT一覧
出典:OpenSea

販売されたNFTは山形県の米鶴酒造㈱が製造をおこなう日本酒の中でも最高級品のひとつ、『天に舞う鶴の輝き』と交換する権利を有している。購入したNFTを日本酒と交換すると、NFTの画像が自動で変わる仕組みを導入し、交換済みかどうかをNFT画像で判断することができる。

Japan Sake Community、NFTを日本酒に交換すると画像が変化する
出典:PR TIMES

NFT画像は、NFTクリエーターの紺丸_conmaru氏によって作成されている。 紺丸氏は、ごまかしのないすっきりとした線で絵描く女の子達の様々な『KAWAII』を表現したコレクションを運営する個人クリエイター。

Japan Sake Community(JSC)とは、マーケターのぐりこ( https://twitter.com/cryptogurico )と国際利酒師のFujiko Komatsu( https://twitter.com/Fuji_pairing )がファウンダーで、日本酒の持つ魅力をNFTを利用することで、世界へ伝えていくコミュニティである。

米鶴酒造(株)とは、1700年ごろ創業。米沢上杉藩御用酒屋を拝命。1968年山形県初の東京農大酒類調味食品品評会ダイヤモンド賞受賞。1983年から高畠町酒米研究会を立ち上げ、地元の農家と共に酒米栽培から手がける酒造りで地域振興に貢献。

「酔う日本酒」から「愉しむ日本酒」

JSCは今回のNFT販売や日本酒×NFTの可能性について以下のように述べている。

日本酒の消費量は近年、海外では伸びている一方、日本では減少している。海外では特に「酔う日本酒」から「愉しむ日本酒」の需要が少しずつ高まっている。
今回NFTとして販売することで、日本酒と交換する時期を、購入者が自由選択することができ、古酒・熟成酒としての愉しみ方を提供することができる。
また既存の日本酒市場だけでなく、NFT市場にもアプローチすることによって、双方の新規顧客の獲得を狙う。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000113169.html

日本酒×NFTの先駆者として、今後の日本酒業界の更なる発展に期待したい。

参考文献

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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