ビットコイン保有者の間でセルフカストディが進行

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目次

BTC(ビットコイン)保有者の間でセルフカストディが進む

仮想通貨の市場分析プラットフォーム「Santiment」は11月27日、BTC保有者の間でセルフカストディ(資産の自己管理)が進んでいる、という最新データをツイッター上で公表した。

Just 6.95% of #Bitcoin is sitting on exchanges, according to @santimentfeed data. There had already been a gradual shift in $BTC moving into self custody going back to #BlackThursday (Mar 2020). But with the #FTX fallout, this trend has accelerated.

https://twitter.com/santimentfeed/status/1596599539376746498?s=20&t=iR-keWL5VkEfCyM4fNcWtg

現在取引所で保管されているBitcoinは全体のわずか6.95%です。2020年3月のBlack Thursday以降、BTCのセルフカストディ(自己管理)が進んでいました。しかしFTXの崩壊により、この傾向は加速しています。

2018年11月24日以来、CEX(中央取引所)におけるBTCの供給量が7%を切ったのは初めてのことである。

またSantimentによる別のデータでは、アクティブなBTCアドレスの数が11月26日から11月27日にかけて約73%減少した。これは、BTCのウォレット間での交換頻度が大幅に減少したことを示している。

米大手の仮想通貨メディア「AMB CRYPTO」は、この件について以下の見解を示している。

However, a decline in Bitcoin on exchange did not imply a decreasing interest in BTC.

https://ambcrypto.com/are-btc-hodlers-losing-faith-in-exchanges-recent-data-suggests/

取引所におけるビットコインの(供給)減少は、BTCに対する関心の低下を意味するものではない

FTXの破産ショックが引き金となりBTCの価格が急落した状況下、多くの投資家がBTCを購入していた。

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チャート分析ツール「glassnode」によると、1BTC以上を保有するアドレスの数は過去 1 か月で大幅に増加し、11月26日、過去最高の952,754アドレスに達した。

大口投資家(クジラ)だけでなく、小規模な個人投資家の間でもBTCの購入が増加している。0.1BTC以上を保持するアドレスも同日の11月26日、過去最高の4,069,920アドレスに達した。

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参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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