- 日足長期HMA付近で反発し再度上昇
- 0.5922ドル付近を上抜けが上昇のキーポイント
- 明確な上昇トレンドを確認してからエントリーを推奨
リップル(XRP)価格分析
リップル(XRP)は昨日、日足長期HMA付近で反発後、上昇の動きを見せ、現在は0.5852ドル付近を推移している。現状買い圧の減少が見られるが、今後0.5922付近の移動平均線を上抜けすれば、さらなる上昇が期待できる相場状態だ。
今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
4時間足チャート分析(XRP/USDT)

4時間足チャートでは昨日、日足中期HMAで価格が反発し再度上昇を見せ、現在は短期HMAと中期HMAの間で価格が推移している。
長期HMAの上に価格があることから「買い圧」はまだ残っている状態だが、MACDから勢いが減少していることを読み取れるため、17日同様に中期HMA付近(0.5922ドル付近)で上昇が止められ再度下落する見込みが高い。
しかし、中期HMAを価格が上抜けし、MACDのゴールデンクロスが確認できれば0.6226ドル付近まで上昇する可能性がある。
1時間足チャート分析(XRP/USDT)

1時間足チャートでは今後、長期HMAを価格が上抜けするかがポイントとなる。価格が長期HMAを上抜けし、長期HMA付近(0.5922ドル付近)でレジサポ転換もしくはダウ理論が成立すれば、0.6226ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
逆に、価格が中期HMAを下抜けした場合、昨日と同様に日足中期HMA付近(0.5621ドル付近)まで下落する可能性が高い。しかし、日足中期HMA付近まで下落した際、4時間足MACDがマイナス圏に入っている場合はさらに下落する可能性があるため、日足中期HMA付近での値動きを見て戦略を立てる必要がある。
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 1時間足長期HMA(4時間足中期HMA)を価格が上抜けしレジサポ転換もしくはダウ理論成立
- 4時間足MACDがプラス圏でゴールデンクロス
- 利確目安:
0.6226ドル付近 - 損切り:
エントリーした時点での直近安値
ショート
短期、中期共にエントリーポイントなし
総括(今後の見通し)
リップルは0.5922ドル付近を価格が上抜けするかがポイントだ。0.5922ドル付近を上抜けすれば上昇の勢いが付き0.6226ドルまでの上昇が期待できる。
しかし、上位足で「買い圧」があるものの、4時間足で「買い圧」の減少が見られるため、「1時間足長期HMA(4時間足中期HMA)を価格が上抜け」「4時間足MACDがプラス圏でゴールデンクロス」「レジサポ転換」の3つの条件が満たされるまでは買いエントリーを控えるのが得策だろう。
関連:【チャート分析】リップル(XRP):長期的な「買い圧」に乗れず上昇失敗、重要ポイントでの値動きに注視【9月18日】
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方