トランプ支援WLFI、財務基金の一部をUSD1普及促進に充てる提案を可決

伊藤 将史
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
Highlights
  • 4日、トランプ米大統領支援のWLFIで財務基金をUSD1普及促進に活用する提案が77.75%の賛成で可決
  • USD1は2025年3月発行の米ドル連動型ステーブルコインで、現在の循環供給量は33.1億枚
  • コミュニティ主導の意思決定を再三強調し、トランプ大統領一族の影響を牽制する姿勢

トランプ米大統領と一族が支援する分散型金融(DeFi)プロジェクトWorld Liberty Financial(ワールド・リバティ・ファイナンシャル、以下WLFI)は4日、同プロジェクトの財務基金の一部を「USD1usd1-wlfiusd1-wlfi」の普及促進に活用するガバナンス提案が、77.75%の賛成多数で可決されたことを明らかにした。

コミュニティ主導を強調、77%超の賛成で可決

WLFIが2025年3月に発行したUSD1は、米ドル連動型ステーブルコインである。現在の循環供給量は33.1億枚で、時価総額ランキング33位にランクインしているが、今回の投票結果により、今後さらに普及に向けた動きが加速する見込みだ。

今回の投票について同プロジェクトは、「コミュニティが提案を評価し、エコシステムの方向性について明確な判断を下した」結果だと説明。トークン保有者自身がエコシステムの進路を決定したことに意義があるとした。

また、WLFIはコミュニティの意思に従って進むとし、「これはコミュニティのエコシステムであり、コミュニティの判断だ」と強調した。コミュニティによる意思決定がなされていることを再三強調しているのは、トランプ大統領およびその一族の影響が強いとする見方を牽制したものと考えられる。

すでに熾烈な争いが繰り広げられている米ドル連動型ステーブルコインの勢力図を、USD1がいかに塗り替えるのか。今後も大いに注目を集めそうだ。

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2017年の仮想通貨ブームの頃に興味を持ち、以降Web3分野の記事の執筆をし続けているライター。特にブロックチェーンゲームとNFTに熱中しており、日々新たなプロダクトのリサーチに勤しんでいる。自著『GameFiの教科書』。
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