グローバル投資・フィンテック企業のトゥアレグ・グループは19日、デジタル金融分野への拡大基盤として、払込資本金10億ドルでトゥアレグ・グループ・テクノロジーズを設立したと発表した。同社の中核となるのが暗号資産(仮想通貨)取引所「TrustglobeX(トゥアレググローブX)」で、機関投資家とリテール市場の両方をターゲットに世界展開を目指す。
TrustglobeXの主な特徴
トゥアレググローブXは、深い流動性とマルチチェーン対応の高速取引基盤を組み合わせた設計だ。ハイブリッド型ウォレットにより、高いセキュリティと即時アクセスも両立させている。
トゥアレグ・グループの金融・戦略投資家グループ責任者であるクリス・マーティン氏は、トゥアレググローブXを「新しいデジタル経済の金融エンジン」と表現し、「この10億ドルの投資は象徴的なものではなく、世界クラスの暗号資産取引所を構築するという絶対的な決意を表している」と述べた。
さらに、高度な分析機能とスマートな注文実行エンジンを搭載し、トレーダーに競争優位性を提供する。
トゥアレグ・グループ・テクノロジーズは、流動性の接続とイノベーションを促進し、アジア、中東、ヨーロッパに地域ハブを展開する計画である。
トゥアレグ・グループは「Trust Without Borders(国境なき信頼)」の哲学を掲げており、より賢く、より速く、より繋がった金融の世界への一歩を踏み出していく。




