暗号資産ETF大手発行体である21sharesは24日、SUI(スイ)
SUI現物ETF「21shares Spot SUI ETF(TSUI)」をナスダックに上場した。これにより、スイ現物ETFを提供する運用会社は3社に拡大。デジタルウォレットを経由せず、従来の証券口座からスイへ投資する手段がさらに整備された。
わずか6日間で3銘柄が出そろう
21sharesは2025年4月、米SEC(米証券取引委員会)へ登録届出書(S-1)を提出。同年5月にはナスダックが米SECに対して規則変更申請(19b-4)を実施した。米SECは6月、19b-4を正式受理してパブリックコメントの募集を開始し、審査に着手。その後、承認手続きを経て上場に至った。
今月18日には、グレイスケールの「Grayscale Sui Staking ETF(GSUI)」がNYSEアーカに、カナリー・キャピタルの「Canary Staked SUI ETF(SUIS)」がナスダックに上場。TSUIはその6日後に続く形となった。
21sharesのダンカン・モア社長はTSUI上場について「レバレッジ型スイ商品の成功に続き、TSUIはよりシンプルなスポット型構造でスイへのアクセスを拡大する次のステップだ」とコメント。スイの急速なエコシステム成長と機関投資家への訴求力を早期から見込んでいたとし、米国投資家への透明性の高い投資手段の提供に意欲を示した。
なお、TSUIの管理手数料は年率0.30%で、2026年10月8日までは免除される。運用開始時の運用資産額(AUM)は約920万ドル(約14億円)。資産管理にはアンカレッジ・デジタル・バンク、ビットゴー、コインベース・カストディの3社が起用されている。
スイ関連のETF市場はさらに拡大する見通しだ。ビットワイズ、フランクリン・テンプルトン、ヴァンエックなどの大手運用会社もスイ関連商品の立ち上げを進めている。
こうした動きからも、スイが機関投資家にとってより重要な存在になりつつあることが読み取れる。スイ現物ETFの選択肢が広がった今、機関投資家の参入拡大と資金流入の加速に期待したい。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.93円)
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