サークル、前日比35%超で株価急伸──2025年第4四半期収益急増とUSDC拡大が背景に

USDCのサークル、シンガポールの決済インフラ企業を4億ドルで買収へ
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ヤマダケイスケ
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Highlights
  • 26日、サークル株価が2025年第4四半期決算を受けて前日比35%超の上昇を記録
  • 第4四半期収益は約1,200億円で前年同期比77%増、通期売上は約4,000億円規模にまで拡大
  • USDC市場シェアは28%へ、今年度では発行残高が年平均成長率40%で拡大すると予測

ステーブルコイン「USDCUSDCUSDC」を発行するサークル(ティッカー:CRCL)の株価が26日、2025年度第4四半期決算発表を受けて急伸した。同日の終値は83.14ドルと前日比35.47%高となり、市場が同社の成長加速を強く評価した形だ。

サークルの株価
サークルの株価 出典:TradingView

サークルCEO、「情報から価値を動かす段階へ進化」

サークルの報告によると、2025年第4四半期における総収益および準備金収益は7億7,000万ドル(約1,200億円)と前年同期比で77%増加。通期では27億ドル(約4,212億円)に達し、事業規模の拡大が鮮明となった。

また、同期での継続事業からの純利益は1億3,300万ドル(約207億円)と大幅増益。通期では7,000万ドル(約109億円)の純損失を計上したが、これはIPOに伴う株式報酬費用4億2,400万ドル(約661億円)が主因となった。調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は、通期で5億8,200万ドル(約907億円)と倍増を見せている。

同社の成長の中核を担ったのはUSDCだ。2025年末時点の発行残高は753億ドル(約11.7兆円)に拡大。第4四半期のオンチェーン取引量は前年同期比247%増となる、11兆9,000億ドル(約1,856兆円)に達したという。

さらに、ステーブルコイン市場におけるUSDCのシェアは28%まで上昇し、10ドル以上を保有するアクティブなウォレット数は680万と前年比で59%増加。USDCの実利用拡大を示すデータが示されている。

決算を受け、サークルCEOのジェレミー・アレール氏は「私たちは転換点に立っている」と公式Xで投稿。インターネットが「情報を動かす段階」から「価値を動かす段階」へ進化していると指摘し、ブロックチェーンやステーブルコイン、AIが融合し、新たなグローバル経済システムが形成されつつあるとの見解を示した。

サークルは2026年度について、USDC発行残高が年平均成長率40%で拡大するとの見通しを示している。この見通しやオンチェーン金融インフラとしての採用拡大の継続が、同社株価の持続的な上昇を左右する焦点となりそうだ。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.0円)

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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