Nexo、米国市場へ正式再参入──トランプ・ジュニア氏らが支持表明

JinaCoin編集部
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Nexo公式ブログより引用

110億ドルを運用する世界有数の仮想通貨運用プラットフォーム

暗号資産(仮想通貨)運用プラットフォームの「Nexo(ネクソ)」は28日、米国市場への再参入を正式に発表した。この発表は、ドナルド・トランプ・ジュニア氏(トランプ米大統領長男)、イスラエルのギラ・ガムリエル科学技術革新相、ネクソ共同創業者のアントニ・トレンチェフ氏を迎えた特別イベントで行われた。

ネクソは、運用資産額が110億ドル(約1.5兆円)に達する世界有数の仮想通貨運用プラットフォームだ。同社の米国市場再参入により、米国の個人および機関投資家は、高利回りの仮想通貨貯蓄口座、資産担保型クレジットライン、高度な取引機能、機関投資家向け流動性ソリューションなど、ネクソの主力製品を利用できるようになる。

イベントで、ネクソ共同創業者のアントニ・トレンチェフ氏は「アメリカが戻ってきた。そしてネクソも戻ってきた」と宣言し、同社の米国市場への復帰を正式に発表した。トレンチェフ氏はさらに、「ドナルド・J・トランプ大統領、その政権、そしてその家族のビジョンとリーダーシップのおかげで、米国は再びイノベーションが称賛される場所となった。ネクソは、より強く、より賢くなり、勝利を目指してアメリカに戻る」と語った。

ドナルド・トランプ・ジュニア氏は、米国経済における仮想通貨とデジタル資産の重要性を強調した。「仮想通貨は金融の未来だと考えている。私たちは金融分野における機会を見出し、それを米国に取り戻したい」と述べた。また、彼は起業家を支援し、デジタル経済における米国の競争力を維持するために、支援的な規制環境の必要性を訴えた。「仮想通貨において最も重要なのは規制枠組みになるだろう」と語った。

トランプ政権の仮想通貨市場へのポジテイブな姿勢と、ネクソの米国市場再参入は、仮想通貨業界に新たな可能性を開く動きといえる。今後、規制整備と産業育成が両立すれば、米国がグローバルなデジタル経済の中心的存在となる可能性がある。慎重な政策運営と企業の責任ある対応が求められる。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=143.28円)

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