バイナンス、ステーブルコイン「FDUSD」の取り扱い開始

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概要

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主要な原則

正確さ:私たちの編集チームは、コンテンツが私たちの高い基準を満たすように、記事を徹底的に見直し、事実確認を行います。当社は、正確な情報を提供する責任を真摯に受け止めており、編集部が作成した記事に誤りがあったり、誤解を招くような情報を掲載した場合は、訂正や説明を行います。JinaCoinの記事で不正確な情報を見つけた場合は、弊社お問い合わせフォームまでメールでご報告ください。

独立性:私たちは、編集内容が広告主の影響を受けないように、厳格なガイドラインに従っています。編集部は、広告主から直接報酬を受け取ることはありません。記事であれレビューであれ、信頼に足る確かな情報を得ることができると信じてください。

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私たちのビジネスモデル

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目次

安心して利用できるか

世界最大手暗号資産(仮想通貨)取引所「Binance」は26日、米ドルに1:1で裏付けされた「First Digital USD(FDUSD)」を上場すると発表した。

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既に、現物取引は開始されていて、BNB/FDUSD、FDUSD/BUSD、FDUSD/USDTのペアが利用可能。

上場を記念して、2023年7月26日17時(日本時間)から、追って通知があるまで、現在の3ペアに加えて将来上場される全てのFDSUD現物・信用取引ペアの手数料キャンペーンを実施される。

FDUSD(First Digital USD)は、First Digital Labsのブランド名で運営されている「FD121 Limited」(香港)が発行する1:1のUSDを裏付けとしたステーブルコインだ。現金および現金等価物によって裏打ちされており、ユーザーはFDUSDトークンを米ドルの等価価値と交換することができる。

準備金は、Prescient Assuranceなどの独立した第三者機関によって監視および監査されている分離された銀行口座に保管され、その監査報告書は毎月公開される。ユーザーは、First Digital Labsの公式ウェブサイトで最新の積立金の詳細を確認することができる。

FDUSDはイーサリアムとBNBチェーンで利用可能で、今後さらに多くのブロックチェーンに対応する予定とのこと。

記事執筆時点で最新の監査報告書(2023年7月20日発行)を見てみると、6月23日時点で総供給量は1,073.8FDUSDで、準備金は1,073.8ドルとなっている。準備金の内訳は、現金100%となっている。

監査報告書時点だと、総供給量があまりに少ないので、CoinMarketCapで、記事執筆時点の総供給量を調べてみると約1000万ドル(約1400億円)だった。

3度目の正直なるか

これまで、BInanceは、2つのドルステーブルコインを、手数料無料などを通して推してきたが、どちらもトラブルに見舞われている。

1つ目は、BUSDだ。Binanceが発行元のPaxosに名前を貸して運営され、一時は3兆円を超える時価総額を誇っていたが、今年初めにニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から、リスク管理やデューデリジェンスに問題があるとして、発行停止を命じられていた。

2つ目は、TUSDだ。BUSDの頓挫を受け、Binanceでの手数料無料キャンペーンが実施されたことで急成長したステーブルコインだ。一時約4500億円を超える時価総額を超えたが、準備金を預けていたPrime Trust社(米国)が破綻し、リスク管理の脆弱性が露呈したことに加えて、トロン創設者のジャスティン・サン氏が、TUSD発行元のTrust Token社の真の所有者ではないかという噂が立ったことで、安全性が疑問視されるようになっている。

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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