ビットコイン価格が金利予想に再び連動し始めている模様
資産運用会社「Coinshares(コインシェアーズ)」によると、先週(5月13~19日)は全世界の主要な暗号資産(仮想通貨)投資商品は9.3億米ドル(約1,451億円)の純資金流入となった。15日に発表された米消費者物価指数(CPI)の結果を受け、投資家の間で米中央銀行が利上げを行うとの見方が強まったためのようだ。

欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、ブラックロックやフィデリティ、グレースケール、プロシェアース、21シェアーズなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品(ETF含む)は、9.3億米ドル(約1,451億円)の純資金流入となった。
資金流入はCPIの結果に即座に反応したもので、週の後半3取引日の流入が全体の89%を占めた。

出典:coinshares

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米国が優勢で、先週は10億米ドル(約1,560億円)の資金流入があった。珍しいことに1月のETFローンチ以来166億米ドル(約2.5兆円)の資金流出に見舞われていたグレイスケールにも、初めて総額1800万米ドル(約28億円)の小口の資金流入があった。
スイスとドイツにもそれぞれ2,700万米ドル(約42億円)と420万米ドル(約6.5億円)の小口の資金流入があったが、香港とカナダにはそれぞれ8,300万米ドル(約129億円)と1700万米ドル(約26億円)の資金流出があった。

出典:coinshares
ビットコインは1.4億米ドル(約219億円)の資金流入を記録し、1ヶ月ぶりにネットキャッシュフローがプラスとなった。
ビットコインは9.4億米ドル(約146億円)の資金流入があり、ビットコインをショートする商品への流入はなく、投資家のが向きな見通しを持っていることが推察できる。イーサリアムは米国証券取引委員会(SEC)が現物ETFを却下する見通しであることから流出が続いている。
ブロックチェーン株式は引き続き資金流出に苦しんでおり、今年20週のうち流入したのはわずか6週のみだ。これまで累計5.1億米ドル(約796億円)が流出している。
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