ミラナVC、TONcoinと提携し大手SNS「テレグラム」の広告枠を独占

tomochan01
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世界大手のSNSアプリの広告枠を独占

レイヤー1ブロックチェーン「TONcoin(トンコイン)」を開発する「TON財団」は7日、Web3に特化したベンチャーキャピタル「Mirana ventures(ミラナ・ベンチャーズ)」と長期パートナー契約を締結したと発表した。発表によれば、ミラナが800万ドル相当のトンコインを購入するほか、世界有数のメッセンジャーアプリ「Telegram(テレグラム)」の広告枠の独占することが明らかになった。

大手世界的投資会社@miranaは、 $TONを 800 万ドルで支援し、TON Foundation と提携して、 @telegramの#TONベースの Web3 エコシステムへのサポートを示しています。
この長期的なコラボレーションについて詳しく見ていきましょう

プレスリリースによると、ミラナとTON財団のパートナーシップには、ミラナのポートフォリオ企業である大手暗号資産(仮想通貨)取引所「bybit(バイビット)」や、イーサリアムのレイヤー2「Mantle(マントル)」なども含まれる。

ミラナ、マントル、バイビットをはじめとするパートナー企業は、テレグラムの広告プラットフォームへの独占的なアクセスを取得し、TONエコシステム内のコミュニティのエンゲージメントと成長を促進することを目的とした広告戦略を行うことができる。

この提携はTONへの財政的な支援と、イーサリアムのレイヤー2「Mantle」など他のチェーンとのコラボレーションに加えて、テレグラムのWeb3スーパーアプリ化の長期的な支援となる。

また、バイビットは「TON Wallet」におけるトークンスワップの流動性向上にも介入していくとのこと。TON Walletでは、トークンのスワップに「RFQ(Request for Quote)」を使用している。これは顧客が売買を希望する銘柄・数量などを複数のマーケットメーカーに打診し、個別に提示された価格で売買を行うもので、主に板取引では十分な数量を得られない場合に使う大口取引方法の一種だ。

他にもバイビットは今月から、バイビットのデビットカードでTONを使用したユーザーに7%をキャッシュバックするキャンペーンなども行っており、TONエコシステムの成長に寄与している。

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参考文献

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元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。 株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。
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