ルイジアナ州、公共サービスでビットコインとUSDC決済開始

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目次

ルイジアナ州政府が仮想通貨を正式に支払い手段として採用

ルイジアナ州財務長官ジョン・フレミング博士は17日(現地時間)、州政府が暗号資産(仮想通貨)を有効な支払い手段として受け入れることを発表した。同日、ルイジアナ州の野生生物および漁業局に対し、初めて仮想通貨による支払いが行われ、州政府がデジタル通貨を公共サービスに統合する新たな段階に入った。

受け入れ可能な主要な仮想通貨は下記の通り。

  • ビットコイン(ライトニングネットワーク含む)
  • USDC

フレミング博士は、この取り組みを政府運営の近代化に向けた重要な一歩と位置付け、「今日のデジタル社会において、政府システムは進化し、新しい技術を受け入れることが求められている。仮想通貨を支払いオプションとして導入することで、州民に柔軟で利便性の高いサービスを提供しつつ、技術革新を推進できる」と述べている。

仮想通貨での支払いは、政府向け仮想通貨変換サービス「Bead Pay」によって米ドルに変換され、クレジットカードやデビットカードでの支払いと同様に安全かつ効率的に処理される。このシステムを通じて、ルイジアナ州は仮想通貨の価格変動によるリスクを回避し、州民には利便性を提供できると発表した。

「Bead Pay」の仕組み
出典:Bead Pay

「Bead Pay」を利用することによるメリットは下記の通り。

  • 不正取引の減少
  • ルイジアナ州は仮想通貨を直接扱わない
  • 仮想通貨の価格変動によるリスクを回避
  • どのデジタルウォレットからでも仮想通貨で支払い可能
  • 州は米ドルで確実に支払いを受け取れる

この新しい支払いオプションは、ルイジアナ州が公共サービスに新技術を積極的に導入する取り組みの一環だ。この取り組みを長年推進してきたルイジアナ州議会議員のマーク・ライト氏は、「デジタル資産に関するいくつかの法案を執筆し、2022年には財務長官タスクフォースの議長を務めたことを誇りに思う。フレミング財務長官の指導のもと、州が支払いオプションをさらに拡大し、デジタル決済分野で主導的な役割を果たすことを期待している」とコメントした。

マーク・ライト州議会議員
出典:新ルイジアナ市民連合

この取り組みにより、ルイジアナ州では詐欺の減少や取引の安全性向上が期待されている。住民は、今後ビットコインなどの仮想通貨ウォレットを使用して州のサービス料金を支払うことができ、州は米ドルで確実に支払いを受け取ることが保証される。

ルイジアナ州で初めて仮想通貨での支払いを受けた野生生物および漁業局の局長、マディソン・シーハン氏は「我々の部門が州民と多様な方法で関わり、顧客サービスを強化することは重要だ。仮想通貨決済の導入は、より現代的でプロフェッショナルな組織を目指すための重要なステップだ」と述べた。

今後、他の州機関でも同様のシステムが広く採用される見込みだ。これにより、ルイジアナ州での成功が他の州にも広がり、最終的にはアメリカ全土で仮想通貨決済の導入が進み、公共サービスの利便性向上が期待されている。

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情報ソース:プレスリリース

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この記事を書いた人

仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。

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