ハイパーリキッド上でRWA(現実資産)パーペチュアルを提供するTrade[XYZ]は9日、日経平均株価(日経225)に連動する無期限先物「JP225」の取引を開始した。最大20倍のレバレッジで24時間365日取引でき、東京証券取引所が休場中の週末や祝日にもポジションを取れるのが特徴だ。
クオント型デリバティブ──円建て指数をUSDCで決済
JP225はいわゆる「クオントデリバティブ」として設計されている。オラクルは日経225の円建て指数水準をそのまま参照し、為替換算を挟まない。損益は円建てのインデックス変動に基づいて計算されるが、実際の決済はUSDCで行われる仕組みだ。トレーダーは為替リスクを意識せず日本株指数のエクスポージャーを取れる。
Trade[XYZ]上のJP225-USDCペアでは、ローンチ直後のオラクル価格は55,763付近で推移し、24時間取引量は約42.8万ドル、建玉(オープンインタレスト)は約27.4万ドルを記録した。

Trade[XYZ]は3月18日にS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスから公式ライセンスを取得し、S&P 500のパーペチュアル取引をハイパーリキッド上で開始していた。オンチェーンで公式ライセンスを取得したS&P 500パーペチュアルはこれが世界初で、開始以来の累計取引量は1,000億ドルを超えている。
こうしたRWA市場の展開を可能にしているのが、ハイパーリキッド
HYPEが2025年10月に導入した「HIP-3」だ。信頼性のある価格フィードさえあれば、第三者が自由にパーペチュアル市場を立ち上げられる仕組みで、Trade[XYZ]はこれを活用して株価指数やコモディティなど暗号資産以外の市場を次々と構築している。
今回のJP225追加により、Trade[XYZ]が提供するRWAマーケットは株価指数(S&P 500、日経225)、米個別株、FX(ドル円、ユーロドル)、コモディティ(金・銀・原油)など、伝統的金融市場のほぼ全領域をカバーする規模に拡大した。暗号資産パーペチュアルDEXの枠を超え、オンチェーンで「何でも24時間取引できる」世界が現実になりつつある。




