ビットコイン急反発も油断禁物──7.6万ドル到達なら過熱シグナル点灯か

ビットコイン天井、2029年末に30万〜60万ドルへ引き上げ=著名トレーダー
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yukiko-endo
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Highlights
  • ビットコインは7万ドルを超える強い値動きで大陽線を確定
  • コインベース・プレミアムのプラス圏突入は売りのサインか?7万6,000ドル付近に注意
  • ビットコインの値動きがベアフラッグパターンを否定。レンジ上限へ再トライか

日本時間8日午前9時現在、ビットコインBTCBTCは非常に強い値動きを見せ、大きな陽線を確定した。SNS上ではさらなる上昇や、直近の上値メドを示唆する投稿が共有されている。

7万6,000ドルが直近の上値メドか

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのLP氏は8日、自身のXにて「7万6,000ドル以上の価格帯がショートのエントリーポイントになる可能性が高い」との見解を示した。

現在のビットコイン市場では、コインベース・プレミアム・インデックスが重要なシグナルとして注目されている。この指標が大きな時間軸でプラス圏、いわゆる“緑”に転じたタイミングは、これまで何度も局所的な天井と重なってきた。

実際に最近のデータを振り返ると、9万6,000ドル〜9万8,000ドル付近でこの指標が強気を示した後、価格は6万ドルまで下落している。また、7万3,000ドル〜7万5,000ドル付近でも同様の現象が発生し、その後6万5,000ドルまでの下落につながった。

この背景にあるのは、アメリカ市場での現物買いの過熱だ。コインベース・プレミアムの上昇は、米国投資家の買い圧力が強まっている状態を意味するが、これが上昇トレンドの終盤で発生すると、いわゆる「行き過ぎた楽観」、つまり過熱状態を示すサインとなりやすい。

今後のシナリオとして、価格がさらに上昇し7万6,000ドル付近の高値を上抜け、その状態でインデックスが継続的にプラス圏を維持する場合は、強力なショートポイントとなる可能性が高い。特に高値圏でセンチメントが一気に強気へ傾く瞬間は、逆に下落の起点となるケースが多いため、注意深く値動きを観察する必要がある、とLP氏は締めくくった。

今後意識されるのはレンジ上限へのトライ

マクロ分析アナリストのSykodelic氏は8日、自身のXにて「ビットコインは近々レンジ上限を目指す可能性が高い」との見解を共有した。

現在ビットコインは、これまでの弱気継続パターンとは異なる動きを見せている。今回の弱気局面では、約60日間レンジを継続したタイミングでトレンドラインを下抜け、さらに50EMAも割り込み、そのまま下落トレンドへ移行するという、戻り売りが機能しやすい構造だった。

しかし直近の値動きを見ると、一度はトレンドを割り込んだものの、その後すぐに回復し、再びトレンドラインを上抜けた上で、50EMAの上でも日足を確定させている。この「失ったトレンドを取り戻した」という動きは、相場の強さを示す重要なシグナルだ。

つまり現状は、単なる弱気の持ち合いではなく、「再び上を目指すためのレンジ」に変化している可能性が高い。これにより、これまで警戒されていたベアフラッグのシナリオは否定されつつある。

この流れが続くのであれば、次に意識されるのはレンジ上限(7万6,000ドル付近)へ再トライする展開だ。さらに大きな視点では、年内の高値圏への回帰も現実的なシナリオとして期待できるだろう。

ビットコイン市場は徐々に強気に傾きつつあるが、依然として明確な長期トレンド転換のサインは確認できていないため、高値掴みには注意したいところだ。

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ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
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