Fintertech、貸暗号資産サービスで円での貸借料受け取りが可能に

Fintertech、貸暗号資産サービスで円受取サービスを開始
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目次

貸借料円受取サービスの利用には100ETH以上の貸し出しが必要

貸付型クラウドファンディングや不動産投資ローンなどを提供する「Fintertech(フィンターテック)」は1日、自社が提供する貸暗号資産(仮想通貨)サービス「デジタルアセットステーク(消費貸借)」にて、円での貸借料受取りに対応したことを発表した。

デジタルアセットステークとは、自身が保有する仮想通貨を貸し出すことで、その貸借料を毎月受け取ることができるサービスだ。Fintertechは借り入れた仮想通貨をステーキングして資産運用を行い、貸し出しを行ったユーザーに対して貸借料として利益の配分が行われる。執筆時点での貸し出し対応通貨はイーサリアム(ETH)のみに対応しており、10月の貸借料は2.4%となっている。

円による貸借料の受け取りは、サービス開始当初よりユーザーからの要望が多数寄せられていたという。今回の貸借料円受取サービスの提供開始により、貸借料として受け取った仮想通貨を日本円に換金する手間が省け、そのまま日常生活でスムーズな利用が可能となる。

また、仮想通貨での貸借料受け取りシーンでは、仮想通貨を取得した時の価格(取得価額)を記録し、その後売却する際にその取得価額と売却価格の差額を計算する、いわゆる「簿価計算」が必要であった。だが、貸借料円受取サービスに対応したことにより、面倒な簿価計算を行う必要がなくなった点もユーザーにとって大きなメリットと言えるだろう。

なお、貸借料円受け取りサービスを利用する条件として、100ETH以上(執筆時点の価格で約3,500万円)の貸し出しが必須となる。通常の最低貸出額が10ETH(執筆時点の価格で約350万円)であることを考えると、ある程度資金力を持っているユーザーを対象としたサービスとなっている。

関連:【チャート分析】イーサリアム(ETH)週間予測:買い目線継続、日足長期HMA上抜けがポイント【9月30日】

情報ソース:Fintertech公式サイト / PR TIMES

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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