ジーキャッシュ開発ラボZODL、約40億円調達──ZECプライバシー普及へ業界大手が参画

Zcash、偽造ZECの不安に終止符へ──新計画「Ironwood」で供給を検証可能に
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shoko-koyama
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Highlights
  • プライバシー特化型暗号資産ジーキャッシュ(ZEC)の開発を担う非営利組織「ZODL」が2,500万ドル超を調達、パラダイム・a16zら参加
  • 元ECC CEOが設立、ZECスワップ取引量は6億ドル(約945億6,000万円)超
  • 調達資金でエンジニア採用とプロトコル開発を加速、シールドプール残高400%超成長

プライバシー特化型暗号資産ジーキャッシュ(ZEC)の開発を担う非営利組織、ジーキャッシュ・オープン・デベロップメント・ラボ(ZODL)は9日、2,500万ドル(約39億4,000万円)超のシード調達完了を発表した。パラダイム、a16zクリプト、ウィンクルボス・キャピタル、コインベース・ベンチャーズ、マエルストロムなど暗号資産(仮想通貨)業界の主要投資家が参画している。

プライバシーウォレット「Zodl」が成長を牽引──元ECCチームが独立設立

ZODLはエレクトリック・コイン・カンパニー(ECC)のCEOだったジョシュ・スウィハート氏が設立した。今年初め、ECCのチーム全員が同社を離れてZODLへ移籍し、ジーキャッシュのプライマリーユーザーインターフェースとなる自己管理型ウォレット「Zodl」(旧Zashi)の開発を継続している。同ウォレットは2024年のローンチ以降、ジーキャッシュZECZECのシールドプール残高を400%超成長させた実績を持つ。

Zodlはさらに、2025年10月以降だけで6億ドル(約945億6,000万円)超のZECスワップ取引を処理している。プライバシー保護特化型ウォレットとしては異例の規模だ。

今回の調達ラウンドには機関投資家としてパラダイム、a16zクリプト、ウィンクルボス・キャピタル、コインベース・ベンチャーズ、サイファーパンク・テクノロジーズ、マエルストロム、チャプター・ワンが参加。個人投資家としてはバラジ・スリニバサン氏、デイビッド・フリードバーグ氏、ハシーブ・クレシ氏、マート氏、ジェームズ・ニコラス氏ら暗号資産・テクノロジー分野の著名エンジェル投資家も名を連ねた。

ZODLは公式発表で「ジーキャッシュプロトコル開発はZODLの中核事業」と明言している。ECCで最重要システムを設計・構築・維持してきたエンジニアたちがZODLに移籍し、「エコシステムが長年依存してきたのと同じコミットメントと誠実さ」でプロトコル開発を継続するとした。

今回調達した資金はエンジニアをはじめとする人材採用に充て、ジーキャッシュ技術のさらなる発展に投じる方針だ。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.6円)

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仮想通貨歴6年。ニュース記者歴4年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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