英国大手新聞社「Evening Standard(イブニング・スタンダード)」、チャールズ国王の戴冠式NFTを無料提供
英国大手新聞社「Evening Standard(イブニング・スタンダード)」は5日、チャールズ国王の戴冠式を記念して、NFTを無料で提供すると発表した。
trevorjonesartはEvening Standard と協力してCoronation向けの NFT をリリース (しかも無料)。podcast のこのエピソードを聞いて、その理由を確認してください。
NFTは、アニメーションのセント・エドワード・クラウンが採用された。コレクタブルなNFTには、トレバー・ジョーンズ作の「誓い」のアニメーションが含まれているとのこと。この絵には、英国のクラウンジュエリーの中心であるセント・エドワードの王冠が描かれている。
NFTは現在、Nifty Gateway(ニフティ・ゲートウェイ)のマーケットプレイスで無料配布されている。ユーザーはメールアドレスを提供するだけで登録可能だ。5月5日午後11時30分時点で、約9,200枚のNFTが鋳造(ミント)された。NFTの発行枚数に制限はないものの、5月4日(木)から5月7日(日)の期間限定である。
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英国における暗号資産の現状
英国政府は以前、2022年4月に同国を「暗号資産の中心地」にしたいという意向を発表していた。これには当初、王立造幣局が独自のNFTを発行する計画が含まれていたが、この計画は最終的に2023年3月に取り下げられた経緯がある。
英国は最近、EU離脱後の暗号規制を策定する計画を発表し、現在、金融行動監視機構(FCA)による厳しい規制を受けている。FCAは過去にも、未登録の暗号ATMや非準拠の広告を取り締まり、Binanceなど特定の暗号会社をターゲットにしたこともあった。
統計調査データプラットフォームStatista(スタティスタ)によると、英国の暗号資産産業が2023年に18億9000万ドルの収益を上げる可能性があるとしている。
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