人気NFT「DigiDaigaku」フィッシング被害多発
人気NFTコレクション「DigiDaigaku」に関するフィッシング被害が多発していると13日、中国人仮想通貨(暗号資産)アナリストWu Blockchain氏がツイッター上で注意喚起を行った。
Recently, as the Super Bowl activities of the NFT game project DigiDaigaku became popular, a large number of phishing URLs appeared, resulting in the theft of many assets. Users must check carefully before clicking any link/authorization/signature.
https://twitter.com/WuBlockchain/status/1624977375195992065
最近、NFTゲームプロジェクト「DigiDaigaku」のスーパーボウルでの活動が話題となったこともあり、フィッシング攻撃を目論んだ悪意のあるURLが大量に出回り、多くの資産が盗まれる被害が発生しています。ユーザーはリンク/認証/署名をクリックする前に、慎重に確認しましょう。
DigiDaigakuは、世界的ゲームデザイナーであるガブリエル・レイドン氏とハルバート・ナカガワ氏が設立したゲーム制作会社「Limit Break」から22年8月にリリースされた合計2,022点のNFTコレクションである。
Limit Break社は、日本時間13日未明にキックオフされた米NFL優勝決定戦「スーパーボウル」におけるスポットCM放映権を購入し、話題となっていた。スーパーボウルではDigiDaigakuの広告CMが放映され、広告内で表示されるQRコードをスキャンした視聴者に無料NFTを配布する企画が話題となっていた。
なお、スーパーボウル終了後にもDigiDaigaku公式ツイッター上でNFTのギブアウェイ企画が行われた。
スキャム被害多発
Wu Blockchain氏がツイッター上で注意喚起を行ったように、スーパーボウルでの広告CM放映と前後してフィッシング攻撃による盗難被害が多発しているようだ。、日本人仮想通貨ユーザーの間でも被害報告が散見されている。
1月には人気NFT「Azuki」の公式ツイッターが一時ハッキングされ、偽リンクにアクセスしたユーザーの間で盗難被害が発生した。そのためユーザーには、Twitter、Discordを始めとしたプロジェクトの公式チャンネルを必ず複数フォローし、それぞれのチャンネルで最新情報を取得したうえで、慎重にNFT投資を進めてもらいたい。
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