Derby Stars（ダービースターズ）とは？【基本情報・特徴を解説】

Derby Starsの基本情報

ブロックチェーン	Polygon
独自トークン	RUN、CRT
対応デバイス	パソコン、スマホ
リリース	2023年年内 （アルファビルド版：8月7日リリース予定）
ホワイトペーパー	https://jp.whitepaper.derbystars.com/
公式サイト	https://derbystars.com/
公式Twitter	https://twitter.com/DerbyStars_HQ
公式Discord	https://discord.com/invite/derbystars

Derby Stars（ダービースターズ）は、馬の繁殖やレースを楽しめる3D対応のブロックチェーンゲーム（NFTゲーム）です。

ユーザーはNFTとなる馬をトレーニングでき、各種レースに参加してNPCや他のプレイヤーとのバトルを進められます。レースでの上位入賞やリーダーボードランキングの入賞等により、独自トークンを獲得して収益化することも可能です。

またDerby Starsは単なる競馬ゲームではなく、LAND（仮想空間上の土地）を活用したメタバースとして拡張される予定です。詳細は現在未公開ですが、今後はLANDによる収益化やカスタマイズ等に対応していくかもしれません。

競馬をテーマにしたブロックチェーンゲーム

Derby Starsは競馬をテーマにしており、馬の育成やレースを楽しめるブロックチェーンゲーム（NFTゲーム）です。

各種レースではNPCのみならず、PvPによる対人レースも用意されています。中には参加費用の支払いが必要となるレースもあり、上位入賞者には豪華報酬が用意されているレースも複数開催される予定です。

また、Derby StarsはPlay to Earnに対応しており、ゲームプレイの対価として独自トークンを獲得できます。レースでの勝利が稼ぎ方のメインですが、レースに勝てない人も馬の調教や繁殖から収益化することが可能です。

フル3Dで美しいゲームグラフィックを実現している

Derby Starsはフル3Dで美麗なグラフィックなのも特徴です。

公式が配信している動画を見るとわかるとおり、既存のコンシューマーゲームと同等のグラフィックとなっています。

Derby Stars公式Mediumによると、ゲーム開発には独自のゲームエンジンやグラフィックを採用しているとのこと。大手ゲーム開発ツールを使用していなくても、ゲームとしての楽しさ・クオリティの両面を追求した仕上がりになっています。

幻想的なレース場・トラックが用意されている

Derby Starsの大きな特徴が、ゲームの世界観にあったファンタジーなレース場・トラックです。

現実世界と同じような一般的なレース場のみならず、たとえば飛行船上に作られた空中レース場等が実装されます。レース場やトラックはさまざまなコンセプトで制作され、順次プレイヤーへの公開を予定しています。

また、今後はプレイヤーがオリジナルのレース場を作れる仕組みも実装予定です。自分だけのユニークなレース場を作成できるだけではなく、オリジナルのレース場を使ったレーストーナメントの開催も進められます。

2種類の独自トークンを採用している

Derby StarsではRUN・CRTといった、2種類の独自トークンを採用しています。

	RUN	CRT
役割	ガバナンストークン	ユーティリティトークン
総供給量	5億枚	なし
使い道	意思決定への参加 ブリーディングの手数料 アイテム制作の手数料	ゲーム内全般の決済
入手方法	ゲームプレイ報酬 取引所での購入	ゲームプレイ報酬

RUNはゲーム上のガバナンストークンとなっており、プレイヤー報酬として支給されるのは総供給量の20％に限定されています。レースで好成績を収めたプレイヤーやLAND保有者に対して支給される予定です。

Derby Starsの基本的な遊び方

Derby Starsでは現状、以下のゲームモードが搭載される予定です。

調教プログラム【トレーニングモード】

調教プログラムは、約3年の期間内で馬を育成できるトレーニングモードです。

トレーニングはあらかじめ決められたシナリオに沿って進められ、プレイヤーが設定した大会に向けて馬の育成・調整を行っていきます。人気野球ゲーム「パワプロ」で例えると、「サクセスモード」と同じゲームモードです。

調教プログラムでのトレーニング内容は、馬のステータスにあわせて以下の5つに分類されています。

トレーニング項目	効果
SPEED	最大速度に影響
POWER	加速力に影響
STAMINA	最大速度で走れる時間に影響
GRIT	レース場の環境への適応能力に影響
INTELLECT	スキルの発動率や使用頻度に影響

それぞれ項目をバランスよくこなしてくことが、レース勝利のためのコツです。ですがトレーニングを進める度に馬の体力が減少していくので、適度にトレーニングを休憩して体力回復する必要があります。

PvEコンペティション【PvEのレース】

PvEコンペティションは、トレーニング中に発生するNPCとのレースです。

レース場の特徴や馬NFTとの相性を実際のレースから把握できるため、今後のPvPレースに備えた練習モードとしても活用できます。レースはプレイヤーが設定したスケジュールに沿って開催される仕組みです。

レースは自動で進んでいくので、特別な操作等は必要ありません。レース中はリアルタイムで順位や使用したスキルをチェックできるほか、AIによるリアルタイムの実況機能で観戦を楽しむこともできます。

各種走行スタイルにはS〜Eまでの等級が割り振りされており、馬によっても走行スタイルで得意不得意があります。馬NFTの特徴を見極め、「どんな走行スタイルが勝ちやすいか」を把握しておくとレースでの勝利に近づけるでしょう。

PvPコンペティション【PvPのレース】

PvPコンペティションは、育成した馬NFTを使って他のプレイヤーとレースできるモードです。

参加費を支払ってレースに参加し、優勝・入賞すると独自トークンや勝ち点を獲得できます。勝ち点はシーズンごとに集計され、シーズン上位入賞者にはより豪華な独自トークンのリターンが用意されているとのことです。

レーススタート後の流れについては、PvEコンペティションと同じです。PvEによる勝利報酬については、レースがスタートした時点で付与される仕組みになっています。

ブリーディング【NFTのミント】

ブリーディングは馬NFTを用いて、新たな馬NFTを生み出せる機能です。

馬NFTには性別が指定されておらず、ユーザーのアクションによって牝馬・種馬が決まる仕組みです。マーケットプレイスで交配を申請すると「牝馬」として設定され、他の馬からの交配申請を受けると「種馬」として設定されます。

他のプレイヤーが持つ馬NFTとブリーディングを進められるので、自身で複数体の馬NFTを購入する必要がない点がメリットです。しかし、親子での交配や仔馬出産後7日経過していない場合は交配を進められません。

Derby Starsのゲームシステム・仕組み

ここでは、Derby Starsのゲームシステムや仕組みについて解説します。

ゲームプレイには馬NFTが必要

Derby Starsのゲームプレイには、最低1体の馬NFTが必要です。

名前の通り馬をモチーフにしたNFTであり、それぞれユニークな見た目をしているのが特徴です。リアルでは見られないような色合いをした馬のみならず、ユニコーンのような幻想的な馬も用意されています。

また馬NFTは、Unique・Rare・Commonの3種類のレアリティに分類。8種類のボディパーツが持つレアリティの数によって、馬NFT自体のレアリティが決まる仕組みが採用されています。

各ボディパーツはレアリティが高いほど、見た目が豪華になる仕様です。ボディパーツは先天的なもののためカスタマイズには対応していませんが、ブリーディングによって仔馬に引き継ぐことができます。

ジョッキー（ゲーム内アバター）を操作可能

プレイヤーはゲームプレイ前に、自身のアバターとなるジョッキーを選択できます。

ジョッキーは全部で4種類用意されており、誰でも無料で獲得できます。馬NFTと同様に8つのボディパーツで構成されており、今後のアップデートでは各種パーツを自由に変更できるカスタマイズ機能が追加される予定です。

レースの勝敗を分ける豊富なスキル

Derby Starsではレースの勝敗に影響を与えるユニークなスキルを使用できます。

スキルは全部で500種類ほど用意されており、レース中に条件をクリアすると自動発動する仕組みです。スキルには発動確率があるため毎回必ず発動するとは限りませんが、一度発動すると一定期間スキル効果が持続します。

また各スキルには、Tier1〜10の隠れステータスが付与されているのも特徴。Tierが高いほど発動条件が厳しくなりますが、その分レース状況をひっくり返すような強力なスキルを発動できます。

各種アイテムの使用でゲームプレイを効率化

各種アイテムを使用することで、レースや馬NFTの育成を効率よく進められます。

各種Consumable Itemには、E〜Sまでの6段階の等級が用意されています。等級の高いアイテムほど得られる効果も強力になるので、「勝ちやすい馬NFT」を育成するためにも積極的に高い等級のアイテム使用を進めたいところです。

Derby Starsの始め方【事前登録方法】

Derby Starsは開発中のため、現在プレイできません。しかし、馬NFTの購入や正式リリース版の事前登録は今からでも進められます。ここではDerby Starsの始め方として、馬NFT購入や事前登録の手順について解説します。

Derby Starsの稼ぎ方

Derby Starsでは、以下の3つの方法から仮想通貨を稼げます。

ゲームプレイで稼ぐ

Derby Starsの各種ゲームプレイを通じて、独自トークンを稼ぐ方法です。

各種ゲームプレイからは、ガバナンストークンのRUNを獲得できます。RUNは現状取引所の上場を控えている段階ですが、今後は取引所を通じて日本円に換金できるようになる予定です。

収益化でメインになるのは、各種レースでの上位入賞です。馬NFTのトレーニング次第では、誰でも報酬獲得のチャンスがあります。馬NFTによってレース場の相性が異なるため、柔軟に対応できるよう複数体の馬NFTを育てておくのがおすすめです。

馬NFTをマーケットプレイスで転売して稼ぐ

馬NFTをマーケットプレイスで転売して稼ぐ方法です。

転売では売買の差額が稼ぎになるため、なるべく安く馬NFTを仕入れ、高い価格で売却するのがポイント。ゲーム正式リリース前に馬NFTを購入しておけば徐々にNFT需要が高まり、高い価格で売却できるチャンスがあるでしょう。

馬NFTの売買はOpenSea・OnePlanetといった大手マーケットプレイスから進められます。今後は専用のマーケットプレイスが展開される予定となっており、さらに手軽・低コストで馬NFTの仕入れや売却できるかもしれません。

保有する馬NFTを貸し出して稼ぐ

馬NFTを他のプレイヤーに貸し出して稼ぐ方法です。

「スカラーシップ制度」とも呼ばれているこの仕組みでは、NFTを貸し出す対価として借り手が獲得した報酬の一部を受け取れます。NFTを貸し出すだけでよいため、実際にゲームプレイしなくても稼げる点がメリットです。

現状、スカラーシップの詳細情報は未公開です。今後貸し手が貸出期間やトークン分配率を決められるようになると、貸し手として効率よく収益化できるでしょう。

Derby Starsでよくある質問【Q&A】

最後に、Derby Starsでよくある質問について回答します。

まとめ

Derby Starsの特徴や始め方について解説しました。今回の内容をまとめると、以下のとおりです。

Derby Starsはユニークな馬NFTのトレーニングやレースを通して、仮想通貨を稼げるブロックチェーンゲームです。LANDを活用したメタバース要素も今後追加される予定なので、プレイヤー同士の交流やコミュニケーションも可能になるでしょう。

ゲームはまだ開発段階にありますが、2023年8月7日にはアルファビルド版のリリースが予定されています。早期参入してゲームを攻略していくためにも、まずはこの記事を参考に馬NFTの購入や事前登録を進めてみてください。

参考文献

• Derby Stars公式サイト
• Derby Stars公式ホワイトペーパー
• Derby Stars公式Twitter
• Derby Stars公式Discord
• Derby Stars公式Medium

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