ビットコイン、重要テクニカルポイントで反発成功、10万ドル再到達近いか?【仮想通貨チャート分析】

廣野倭佳菜
18 Min Read

仮想通貨チャート分析

ビットコイン(BTC):重要テクニカルポイントで反発成功、10万ドル再到達近いか?

ビットコイン(BTCUSD) 日足チャート分析 2025年1月02日
ビットコイン 日足チャート分析 2025年1月2日

ビットコイン価格は、昨日1日の相場で1.10%上昇した。執筆時現在は、95,500ドル付近で取引が行われている。

日足では、過去の相場でも非常に強く意識されていた92,000ドルの水平線でサポートされ、反発に成功した。過去の相場で92,000ドル付近は、長い下ヒゲを伸ばしていることが多く、底堅いサポートラインであることが伺える。今後の取引では95,000ドルや98,000ドルの価格がテクニカルポイントとして意識されることが予想される。

ビットコイン(BTCUSD) 4時間足チャート分析 2025年1月2日
ビットコイン 4時間足チャート分析 2025年1月2日

4時間足では、依然として下降平行チャネル(赤)の中を推移しているが、直近相場では、安値の切り上げが行われている。現在、下降平行チャネル(緑)の半値ライン付近を推移しており、今後の値動きで半値ラインや直近高値を上抜けることができるのかが注目ポイントになりそうだ。

イーサリアム(ETH):方向感のない横ばい相場続く

イーサリアム(ETH USD) 日足チャート分析 2025年1月2日
イーサリアム 日足チャート分析 2025年1月2日

イーサリアムは、昨日の取引で前日比0.68%上昇した。執筆時現在、価格は3400ドル付近を推移している。

日足では、3300ドルから3500ドル付近までのレンジ相場が続いている。短期移動平均線が中期移動平均線を下抜けたことからも、上値が重たい状況が続いていることが把握できる。安値は、過去にサポートとして機能した3300ドル付近の抵抗が強く働いており、価格を維持している。上下どちらにも動きにくい環境が続いており、方向感のない相場が続いている。また、相場が現在薄商いで出来高が少ないことも、ボラティリティーの低さに関係していると推測される。

イーサリアム(ETH USD) 4時間足チャート分析 2025年1月2日
イーサリアム 4時間足チャート分析 2025年1月2日

4時間足でも、レンジ相場が続いていることが確認できる。3450ドルや3530ドルを上限値、3300ドルを下限値とした横ばいが今後も続きやすい相場であることが推測される。今後の相場で、直近高値の3530ドル付近を上抜けた段階で、上昇トレンドが発生する環境が整いやすいと考えられる。反対に、3300ドルを下にブレイクした場合は、1つ下のレンジへ切り下がり、3040ドル付近まで下落する可能性があると予想される。

ソラナ(SOL):短期足は上昇トレンド継続、重要テクニカルポイントに差し掛かる

ソラナ(SOL USD) 日足チャート分析 2025年1月2日
ソラナ 日足チャート分析 2025年1月2日

ソラナは、昨日の取引で前日比2.63%上昇した。執筆時現在は205ドル付近を推移している。

日足では、日足下降平行チャネル(緑)の上限線に向かって上昇している。日足下降平行チャネルの上限線と週足上昇平行チャネル(黄色)の半値ラインが重なっているため、今後の相場で抵抗されたり、横ばいを形成する可能性がある。しかし、もしこれらのテクニカルポイントの上抜けに成功した場合は、再び史上最高値の259ドル付近を目指して上昇していく公算が大きくなるだろう。

MACDは陽転してダイバージェンスを引き起こしており、上昇を示唆していることが確認できる。また、RSIもゴールデンクロスが出現し、買いのシグナルを点灯させている。

ソラナ(SOL USD) 4時間足チャート分析 2025年1月2日
ソラナ 4時間足チャート分析 2025年1月2日

4時間足では、上昇平行チャネル(赤)の下限線で反発に成功した。反発後も上昇が続いており、ローソク足は平行チャネルの半値ラインを上抜けている。移動平均線は、短期移動平均線が中期移動平均線をまもなく上抜けようとしているところだ。もし今後の相場で、日足下降平行チャネルの上抜けに成功すれば、4時間足でゴールデンクロスを出現させる可能性が高まり、テクニカル的にもさらに上昇していきやすい環境が整うと考えられる。

シンボル(XYM):ボラティリティ低く、相場の方向感を欠く

シンボル (XYMUSD)日足チャート分析 2025年1月2日
シンボル 日足チャート分析 2025年1月2日

シンボルは、昨日の取引で前日比4.59%上昇した。現在価格は0.019ドル付近を推移している。

日足では、横ばい傾向が続いている。レンジは0.017ドル付近を下限値とし、0.020ドル付近を上限値として推移している。一昨日12月31日の取引では安値の切り上げに失敗したが、その後0.017ドル付近でサポートされ上昇を続けている。

シンボル (XYMUSD)4時間足チャート分析 2025年1月2日
シンボル 4時間足チャート分析 2025年1月2日

4時間足で細かい値動きを確認すると、0.019ドル付近にも意識されている抵抗線があることが確認できる。今日のトレードは0.019ドル付近でのプライスアクションが注目されそうだ。目先の目標としては、直近高値の0.020ドル付近を明確に上抜け、高値の切り下げに歯止めをかけることになりそうだ。

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使用インジケーター

  • トレンドライン 
    • 月足:白 週足:黄色 日足:緑 4時間足:赤 1時間足:青
  • 水平線 
    • 最高値or直近高値:ピンク 
    • 最安値or直近高値:水色 
    • レジサポライン:紫
  • SMA(単純移動平均線)
    • 短期(25日):青 
    • 中期(50日):赤
    • 長期(200日):緑
  • ボリンジャーバンド
    • 30SMA
    • 20SMA

使用オシレーター

  • MACD、RSI、出来高

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仮想通貨やFX、AI系について執筆活動をするWebライター。海外留学中に為替をはじめとした金融マーケット情報に興味を持ち、2023年に仮想通貨とFX業界に参入。市場動向を常に追いかけ、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を両方取り入れた市場解析やシナリオ構築が得意。
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