取引量も減少しており、投資家の投資意欲が減退気味
資産運用会社「Coinshares(コインシェアーズ)」によると、先週(4月15~21日)は全世界の主要な暗号資産(仮想通貨)投資商品は2.6億米ドル(約402億円)の資金流出となり、2週連続の純資金流出となった。

欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、ブラックロックやフィデリティ、グレースケール、プロシェアース、21シェアーズなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品(ETF含む)は、2.6億米ドル(約402億円)の純資金流出となった。
取引高は180億米ドル(約2.7兆円)と僅かに減少した。ビットコイン市場全体の取引高が増加している中、ビットコインETF・ETPの取引高はそのうち約28%と、1ヶ月前と比べて減少している。

出典:coinshares

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地域別では、ネガティブなセンチメントはほぼ米国のみで2.4億米ドル(約371億円)の純流出であった。純流出の大半はグレースケールによるものであったが、それ以外のETFへの流入額は先々週と比べて著しく減少した。
カナダとスイスではそれぞれ3,000万米ドル(約46億円)と800万米ドル(約12億円)が流入したが、ドイツでは800万米ドル(約12億円)の流出があった。

出典:coinshares
銘柄別では、ビットコインは1.9億米ドル(約290億円)の流出を記録したが、これを空売りの機会と見る投資家はほとんどおらず、ビットコインをショートする金融商品は30万米ドル(約4,600万円)の流出が見られた。イーサリアムからは3,400万米ドル(約52億円)の流出があり、6週連続の純資金流出となった。
またブロックチェーン関連株においては、投資家はマイニング企業に与える影響を懸念し続けているようで、11週連続で総額900万米ドル(約12億円)の純資金流出となった。
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