- リップル(XRP):4時間足長期HMAを上抜けできず、再び下落基調へ。2.2ドル付近が下値焦点。
 - ビットコイン(BTC):1時間足長期HMA付近で戻り売り優勢、106,300ドル割れで下落加速。
 - イーサリアム(ETH):3,640ドルからのレジサポ転換に注目、3,400ドル割れなら一段安も。
 - ソラナ(SOL):反発後中期押し目形成で145ドル台前半を試す展開。
 
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
 - エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを上抜けしない状態で1時間足長期HMA付近まで価格が戻り、その後下落に転じる
 - 1時間足中期HMAを下抜け
 
 - 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.2ドル付近
 
 - 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直上
 
 
リップル(XRP)は現在、2.29ドル付近を推移している。昨日、これまでサポートとして機能していた4時間足長期HMAを下抜けし、大きく下落した。4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けた反動で一時的に反発したものの、現在は再び下落に転じている。
現状の価格帯では、直下に4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンドが位置しており、また1時間足MACDも下落圧がやや弱い形状を示していることから、短期的な下落余地は限定的と考えられる。一方で、4時間足および日足レベルでは依然として売り圧が強く、戻り売り優勢の局面が続いている。
このため、4時間足長期HMAを上抜けしない状態で1時間足長期HMA付近まで価格が戻り、その後に再び下落へ転じた場合、2.2ドル付近までの下落が想定される。この水準は直近安値であり、短中期的な利確目安として意識されるラインとなる。
長期的には、2.2ドル付近には日足一目均衡表雲下限が控えており、一旦の下げ止まりや持ち合いが発生する可能性がある。ただし、日足中期HMAを上抜けしない限りは依然として下落圧が優勢と考えられ、2.2ドルを明確に割り込んだ場合には、次のターゲットとして1.9ドル付近までの下落を想定しておく必要があるだろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
 - エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAもしくは1時間足一目均衡表雲付近で下落に転じる
 - 106,650ドルから106,300ドル付近のサポート帯を下抜け
 - 1時間足レベルで下降トレンドが成立
 
 - 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 103,500ドル付近
 
 - 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
 
 
ビットコイン(BTC)は現在、106,700ドル付近を推移している。短期的な売り圧が強まって106,650ドルから106,300ドル付近のサポート帯を一時的に下抜けた。その後は反発し、1時間足中期HMAを上抜けている。
現在のサポート帯である106,650ドルから106,300ドルは、日足でも意識される重要な水準であり、下値を支える形となっている。しかし、日足・4時間足の両方で下降のパーフェクトオーダーが成立しており、MACDも下落優勢を維持している。このため、足元の反発は一時的な戻りにとどまり、依然として戻り売りが意識される局面と判断できる。
短期的には、1時間足長期HMAおよび一目均衡表雲付近(106,650ドル前後)で再び上値を抑えられた場合、下降トレンド再開の可能性が高まる。その際、106,650ドルから106,300ドルのサポート帯を明確に下抜け、1時間足レベルで下降トレンドが成立すれば、エントリーチャンスとなるだろう。
下落が進行した場合、短中期的な利確目安は103,500ドル付近。さらに下方ブレイクが継続すれば、長期的には98,000ドル付近までの下落余地も視野に入る。一方、エントリー後の直近高値を明確に上抜けた場合は、戻り売りシナリオをいったん撤回する判断が必要となる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
 - エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 3,640ドルから3,670ドル付近から下落に転じる
 - 1時間足中期・短期HMA下抜け
 - 1時間足レベルで下降トレンドが成立
 
 - 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,400ドル付近
 
 - 損切り目安:
- エントリー時点での直近
 
 
イーサリアム(ETH)は現在、3,600ドル付近を推移している。昨日は4時間足レベルで下降トレンドを形成しながら3,640ドル付近のサポート帯を下抜けた。現状、1時間足では下落圧が一時的に和らいでいるものの、3,640ドル付近で上値を抑えられており、反発力の弱さが目立つ状況だ。
昨日の値動きで日足実体が安値を更新しており、依然として売り優勢の地合いが続いていると判断できる。3,640ドルから3,670ドル付近は過去にもレジスタンスとして意識された水準であり、このゾーンで再び上値を抑えられるようであれば、戻り売りが優勢となる展開が想定される。
短期的には、1時間足中期・短期HMAを下抜け、1時間足レベルで下降トレンドが再び成立したタイミング(3,640ドル〜3,670ドル付近からの反転)がエントリーポイントとなる。下落が進行した場合の短中期的な目標は3,400ドル付近であり、このラインを割り込むと、次の主要支持帯である2,930ドルまで下落が拡大する可能性が高い。
一方で、3,400ドルで反発した場合も日足・4時間足の下落基調が続くため、上昇転換と判断するには早く、戻り局面では再度売りを意識する展開が続くだろう。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
 - エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近を起点に4時間足レベルで押し目形
 - 1時間足中期HMAを下抜け
 - 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
 
 - 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 145ドルから142ドル付近
 
 - 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
 
 
ソラナ(SOL)は現在、158ドル付近を推移している。昨日、4時間足長期HMAを下抜けて以降、1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら下落を続けている。
現在の下落は、4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンドを突き抜けた状態で進行しており、短期的には日足で確認できる156ドル付近で一旦下げ止まる可能性が高いと考えられる。しかし、今回の下落で日足・4時間足ともに下降のパーフェクトオーダーが成立しており、依然として強い下落圧が継続している状況だ。
今後、1時間足長期HMA付近を起点として4時間足レベルで押し目を形成し、1時間足中期HMAを下抜けて1時間足レベルで下降のダウ理論が再び成立した場合、145ドルから142ドル付近までの下落を狙う展開が想定される。
また、長期的にも日足実体ベースで安値切り下げが成立しているため、さらなる下落継続に警戒が必要である。上記タイミングでのショートエントリーは中期目線で有効と考えられ、2段階目の目標値として125ドル付近を視野に入れておくと良いだろう。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:リップル、中期売り圧継続──雲の抵抗に押され再下落となるか【仮想通貨チャート分析】XRP、BTC、ETH、DOGE
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
 - 80EMA:水色(中期HMA)
 - 320EMA:緑(長期HMA)
 
 - ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
 - 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
 
 - 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
 - 基準線:26
 - 先行スパン:52
 
 - ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
 - 長期EMA:17
 - シグナル:7
 
 
					
							
			
                               


		
		
		
		
								
								
								
								
								
		
		
		
								
		
		
		
		
		
		
		
		
		
		
		
		