- リップル(XRP):3.0ドル維持で雲上抜けなら3.15ドル狙い
- ビットコイン(BTC):115,200ドル維持で117,400ドル突破が焦点
- イーサリアム(ETH):4,500ドル割れ回避なら4,890ドル試す展開
- ソラナ(SOL):244ドル維持後に反転で265ドル視野
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲を下抜けしない状態で上昇に転じる
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 1時間足一目均衡表雲、1時間足長期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値、もしくは1時間足長期HMA直下
リップル(XRP)は現在、3.04ドル付近を推移している。13日に日足一目均衡表雲を上抜けし3.2ドル手前まで上昇したが、その後反落して短期的な下落に転じ、現在は日足一目均衡表雲内に価格が戻る展開となっている。
現状では日足短期HMAを下抜けし、4時間足MACDもマイナス圏に入っていることから短期的な下落圧力が残存している。しかし、日足全体のチャート構図は上昇トレンドを維持しているため、4時間足一目均衡表雲を下抜けしない状態で反発し、1時間足一目均衡表雲および1時間足長期HMAを突破できれば、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近までの上昇が見込まれる。
中長期的に上昇を判断するためには、上記の反発後に4時間足ボリンジャーバンドが拡大する強い買い圧の出現が必要である。勢いが伴えば3.35ドル付近までの上昇も視野に入るが、反発が弱ければ日足一目均衡表雲下限を意識した横ばい推移となる可能性もあるため注意が必要だ。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 1時間足長期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 117,400ドルから日足一目均衡表雲上端(118,000ドル)付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直下、もしくはエントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、115,400ドル付近を推移している。13日に日足一目均衡表雲下端を起点に4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドまで上昇したのち、短期的に横ばい推移となり、再び日足一目均衡表雲下端に支えられる展開となっている。
現状、4時間足や日足の移動平均線の配置は明確な上昇トレンドには至っていないが、日足MACDがプラス圏を維持しているため、上昇バイアスが働いていると考えられる。そのため、日足一目均衡表雲を下抜けせずに1時間足で上昇トレンドが成立し、1時間足長期HMAを上抜けることができれば117,400ドルから日足一目均衡表雲上端118,000ドル付近までの上昇が想定される。
中長期的には、日足一目均衡表雲を上抜けできれば上昇トレンド再開の可能性が高まる。ただし、118,000ドル付近には日足長期HMAおよび4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドといった強い抵抗帯が重なるため、この水準を突破できなければ最高値更新は視野に入りにくいと見られる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- ・エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 現在価格もしくは日足短期HMAを下抜けしない状態で日足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,890ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,620ドル付近を推移している。13日に4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜ける強い買い圧が入り日足中期HMAを突破したが、その後反発して短期的な下落に転じ、直近では1時間足長期HMAを下抜ける展開となっている。
現状は1時間足一目均衡表雲付近で下げ止まりの可能性を示しているが、短期的な売り圧力は残存しているため、日足短期HMA付近までの調整を想定しておく必要がある。ただし4時間足MACDはデッドクロスを形成しているもののプラス圏を維持し、日足MACDも上昇傾向にあることから、日足短期HMAを割らない状態で上昇に転じ日足中期HMAを再度上抜けすれば、短・中期的には4,890ドル付近までの上昇が期待できる。
長期的には、日足レベルで明確な上昇トレンドは成立していないため、日足中期HMA突破後に押し目を形成する値動きを経なければ、本格的な上昇波動に移行しにくい局面である。しかし、日足中期HMAを再び下抜けしない限り、上昇の可能性は維持されると見られるため、今回の局面で日足中期HMAを上抜けできるかが焦点となるだろう。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲を下抜けしない状態で上昇に転じる
- 1時間足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 265ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、242ドル付近を推移している。直近では短中期的な上昇基調を維持し、昨日高値を更新して250ドル付近まで到達したが、その後日足ボリンジャーバンドアッパーバンドで反発し、足元では1時間足一目均衡表雲付近まで調整を見せている。
現状、4時間足MACDからは上昇の勢いが鈍化していることが確認でき、短中期的な上昇が一旦終了する可能性がある。ただし、日足レベルでは依然として上昇トレンドを維持しているため、日足中期HMAや4時間足一目均衡表雲を下抜けしない限りは上昇目線が有効である。したがって、短期的な下落から反転し、1時間足長期HMAを上抜けたうえで1時間足レベルで上昇トレンドが成立するタイミングがロングエントリーの好機となるだろう。この場合、265ドル付近までの上昇が狙える展開となる。
一方で、短中期的に上昇トレンドが継続してきた局面であることから、浅い押し目からの上昇は高値掴みにつながるリスクが高い。そのため、短期エントリーを狙う場合は、上昇が限定的になる可能性を念頭に置きつつ、慎重にタイミングを計る必要がある。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




